Archive for the テレビ Category

グーグーだって猫である (2008)

Posted in テレビ with tags on 2011/02/03 by Tak-One

は~ぁ…。

これって映画なのか…。

脱力…。

2008_グーグーだって猫であるねこ…かわいい…。

ストーリーは…なんていう解説が意味をなさない感じでゆるい映画でした。 このゆるさ加減が好きな人には堪らないんだろなぁ…。

σ(^^) も嫌いじゃないけど…映画館にお金を払ってまでは観にいかないかな…。 テレビ放映しているなら観るけど…という感じでした。

まぁ…猫目線だったり…、主人公の漫画家目線だったり…、漫画家のアシスタント目線だったり…といろいろ視点が移り変わるけど…別にその視点の主体が変わることに意味があるわけでもなし…。

本当にのんびりとしているには良い映画です。

テレビ放映を録画視聴したので…広告の緊張感がなんだか違和感バリバリな気分でした。 なんと言ったらよいのかCMでどんどん緊張感が高まって…本編の続きが始まるとグニャ~とする…というような感じ…。 (笑)

話しが後半になるにつれて猫の出番が少なくなって来ちゃうのはちょっと残念だったかも…。

こっちのポスターの方が好きだな…。

2008_グーグーだって猫である-2
グーグーだって猫である @アマゾン

映画の中に出てくる街、吉祥寺はσ(^^) のホームタウンということもあって楽しかったです。 地元の漫画家、楳図かずおさんが何回も出てくるのも楽しかった。

いやぁ…でも撮影の都合だとは分かりつつも、地理的には無理のある移動というか場面展開なんかが相変わらず知っている街だと楽しい。 あの距離は歩かないよね…とか、あそこを歩いて行ってあっちには着かないよね…とか…。

のんびりとお茶を飲みながらつきあっている相手や家族なんかとのんびりと時間を過ごしたいときにお勧めです。

いやぁ…小泉今日子の体…綺麗だったな…。

邦題: グーグーだって猫である
監督: 犬童一心
出演: 小泉今日子
出演: 上野樹里
時間: 116分
制作: 2008/日本/アスミック・エース

(2011年2月3日:夕食を食べながら、テレビ放映を録画視聴)

 

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奈緒子 (2008)

Posted in テレビ with tags on 2011/02/02 by Tak-One

いやぁ…、なんで奈緒子…って感じでした。

映画の題名からすると上野樹里演じる篠宮奈緒子が主人公…ということになっていると想うのですが、ストーリーを考えると脇役のような感じ。 σ(^^) の中では、三浦春馬演じる壱岐雄介が主役で笑福亭鶴瓶演じる西浦天宣が助演…、篠宮奈緒子は脇役のひとり…というイメージでした。

2008_奈緒子ストーリーは超簡単に書いてしまうと、才能のある少年、壱岐雄介が徐々に才能を開花していくという話しです。 その成長の陰にはコーチとしての西浦天宣が強い影響を与えます。

映画のポスターを観ると、この少女、篠宮奈緒子の為に、壱岐雄介が活躍することを期待してしまいます。 σ(^^) もそうでした。

映画の中では全くそんな感じではないのです。

奈緒子も雄介を勇気づけて前向きにベクトルを向けてくれるひとりではあるけれど、彼女のために…と言う感じではないですね。 雄介は父親を幼いときに失っています。 その父親も地元では足が速くて有名でした。 

その父親を亡くすという事件に関わっていたのが奈緒子だった…という以外に大きな雄介の走りを動機付けることが映画では見当たらなかったです。 おそらく、原作ではそのあたりもしっかりと表現されていたからこそ題名は奈緒子なんだと想います。

もうひとつ…。

陸上の独特な何かを期待していた部分もあったのに…特になんにもなかったのも少々がっかりでした。 σ(^^) 詩人は陸上競技とは縁がなかったし…走るのもそれほど得意でもない上に好きでもなかったから…なにかあるのかな…と少し期待していたこともあったんです。

単に走り込む以外の何か…とうのは腕を後ろに振り上げる…ぐらいのことだったような気がします。 別に「走る」っていう行為ではなくても何でもこのストーリーだったら大丈夫だったんじゃないかな…なんて想ってしまいました。

あ…でも観ていて楽しかったですよ。 観ていて退屈したりすることもなかったのは、編集だけの事ではないと想います。 プロットというかシナリオがきちんと出来ていたのが大きいと想います。

こちらの縦型のポスターにはコーチも映っています。

2008_奈緒子-2
奈緒子 @アマゾン

この笑福亭鶴瓶演じるコーチ、西浦天宣が良い感じ。

演技的には他の作品よりもいまひとつ…という感じもしますが、ストーリーの中での役割としてとても重要だし…この映画の中に出てくる登場人物の中では性格付けもはっきりとしていて好きでした。 他の登場人物はどんな性格なのか…とかいう部分は曖昧な感じでした。

あまり深刻じゃなくて…あまり真剣ではないスポーツ青春物を観たい人にはお勧めです。

原題: 奈緒子
監督: 古厩智之
出演: 上野樹里
出演: 三浦春馬
時間: 120分
制作: 2008/日本/日活

 

(2011年2月2日:テレビ放映されたのを録画視聴)

 

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ホワイトハンター ブラックハート (1990)

Posted in テレビ with tags on 2011/01/30 by Tak-One

クリント・イーストウッドが監督、制作、主演をしている映画です。
象狩りの世界にどんどん魅せられていく男の話です。

1990_ホワイトハンター・ブラックハート内容的には差別についていろいろな形態のものが描かれています。 黒人に対する差別、ユダヤ人に対する差別といった分かりやすいものもあるし、貧乏人や自分の雇っている人物、例えば秘書に対しての今で言うパワーハラスメントなどが映画のあちこちで顔を出します。

ストーリーはハリウッドの映画監督が狩りをするためにアフリカ大陸に訪問するところから始まります。 この最初のシーンでは人におべっかを使うというか、ゴマをするような感じの話をして相手を持ち上げるタイプの人間が出てきます。 が…これもクリント・イーストウッド流の悪しき人物層の描き方なのかな…と思わされます。 だって…全然好意的な描き方をしていないですから…。

この映画公開したことすら記憶にないです。 ちょうど映画館に足を運ぶことから遠ざかっていた時期ということもあります。 ただそれ以上にσ(^^) がハンター物や戦争物などの映画にそれ程関心が強くないからと言うこともあったのだと思います。

観てみたら…面白いです。 台詞と台詞の間にちょっとした一瞬のシーンが入るなどクリント・イーストウッドの作品という感じもあって、どんなジャンルの映画でもクリント・イーストウッドの映画は同じリズムで進行するんだな…と感心しました。

監督を自分でもしているクリント・イーストウッドがハリウッドの監督役を映画の中で演じるというのは内輪暴露的な要素もあるし、いろいろな人がアプローチしてくる様なんかもリアルに感じました。

ほのぼのとした映画じゃないです。 で…どういう映画化というと、家族で観たら子供にとっては説教的な感じになってしまうし、恋人同士だと「楽しかったね…」と言える映画でもないように思います。 ま…映画好きのカップルで観るのには良いのかもしれないですけどね。

シリアスに映画の世界に浸りたい…というときにはお勧めです。

ホワイトハンター ブラックハート @アマゾン

原題: White Hunter Black Heart
邦題: ホワイトハンター ブラックハート
監督: クリント・イーストウッド
出演: クリント・イーストウッド
時間: 110分
制作: 1990/米/ワーナー・ブラザーズ

(2011年1月30日:テレビを録画して視聴)

 

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ドク・ハリウッド (1991) ネタバレあり

Posted in テレビ with tags on 2011/01/30 by Tak-One

マイケル・J・フォックス主演の映画です。
テレビ放映を録画して視聴しました。

1991_ドク・ハリウッド_ポスターいやぁ…普通のヒューマン・ドラマで良いですね。

お金を稼ぐことを第一目的にハリウッドの美容整形外科医になるために西海岸へと向かっているときにトラブルに巻き込まれます。

主人公のベン・ストーン(マイケル・J・フォックス)はワシントンで外科医として働いていました。 高給が得られると言うことでハリウッドで美容整形外科医となるために愛車のポルシェで移動します。

普通…この距離を自分の車で移動するということを考える社会人はいないと思いますが…まあ映画なので…。 学生だったら時間があってお金がないので自分の車で移動して引っ越すというのは良くあるようですけどねぇ。

さて、ベンは車で走るうちに道を間違えてしまい焦っている運転していて事故を起こしてしまいます。 その事故を起こしてしまった街でしばらく医師として留まることになって…というところまでがこの話しの導入部分です。

この街でいろいろな人と交流を深めていくことで、ワシントンの病院勤務の時にもなかった人と人の繋がりということに惹かれていきます。 最終的には後ろ髪を引かれながらもこの街を出て行き当初の目的地のハリウッドに到着し美容整形外科のクリニックに勤務します。

新天地でも収入はあっても孤独な状況に陥り、途中で足留めされていた小さな街を懐かしく思い…という話しです。 が…いやぁ…ほのぼのとしていて良いですね。 マイケル・J・フォックスの演技もバック・トゥ・ザ・フューチャーやファミリータイズの時みたいに大げさな感じではなく、感情を抑え気味の自然な感じになっているのも好ましいです。

公開当初に映画館に観に行きたいな…と思ってはいたのですが観に行かないままになっていた映画でした。

そのまま観ないまま時間が過ぎ去っていたのです。 昨年(2010年)にテレビ放映されていたのを録画しておきました。 それを年が明けてから視聴したのです。

DVDのジャケットは映画のポスターとはちょっと違う感じのようです。

1991_ドク・ハリウッド_DVD

ドク・ハリウッド @アマゾン

見終わるとなんだか心が温かくなる映画でした。

マイケル・J・フォックスが出ていたファミリータイズもそうですが、彼にはちょっとのんびりとした軽いコメディタッチの作品が似合うように思います。

家族や友達と観るのにもお勧めです。

原題: ドク・ハリウッド
邦題: Doc Hollywood
監督: マイケル・ケントン=ジョーンズ
出演: マイケル・J・フォックス
出演: ジュリア・ワーナー
時間: 104分
制作: 1991/米/ワーナー・ブラザーズ

(2011年1月30日:テレビ放映を録画して視聴)

 

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PLANET OF THE APES / 猿の惑星 (2001)

Posted in テレビ, 映画館 with tags on 2011/01/30 by Tak-One

公開された時に映画館で観ました。
…のですが…、今回テレビ放映されていたので録画して再度観ました。

2001_PLANETOFTHEAPE猿の惑星

特撮の技術が上がったからと言って映画が面白くなる訳じゃぁないんだなぁ…ってことを実感。 アクションシーンや宇宙のシーンは圧巻で映画館で観たときには「おぉぉぉぉ!」と叫んでしまいそうな感じでした。

その特撮がリアルで素晴らしいということもあって、特撮部分があまりリアルではない時代よりもストーリー展開もリアルなモノが要求されているお出はないでしょうか。 映像がリアルではない場合には、話しの展開がリアルではなくてもそれ程気にならないように思います。

しかしながら、観ている画像がリアルであればリアルであるほど話しの展開もリアルなものが要求されているように思います。

まぁ…フィクションな世界を楽しめば良いのでしょう。

突っ込みどころは、逃げ出したチンパンジーと体の大きさがまるで違う、知能的にもある程度のレベルにあるのに何故か自分たちの生活圏を広げようとまるでしない、簡単なボタンを押すというような行為も出来ない、などなど書ききれないぐらいいっぱいです。

何も考えないで観ている分には楽しめます。

じっくりと観るというよりも、仲の良い友人などとワイワイと観るのに良いと思います。

ちなみにDVDのパッケージはこんな感じ…。

PLANET OF THE APES/猿の惑星 @アマゾン

2001_PLANETOFTHEAPE猿の惑星_DVD

なんだか人間が変化してAPEになってしまうような感じのイメージだなぁ…と思うのはσ(^^) だけかなぁ。

映画の内容について追加。
1匹だけで宇宙船に乗って出て行ったチンパンジーが到着したところで話しが終われば良かったのに…と思いました。 最後に飛び立って地球に戻る…というシーンは全部いらなかったのに…。 まぁ、ヴィジュアル的には楽しいですけどね。

原題: Planet of the Apes
邦題: PLANET OF THE APES/猿の惑星
監督: ティム・バートン
出演: マーク・ウォールバーグ
出演: ティム・ロス
出演: ヘレナ・ボナム=カーター
時間: 120分
制作: 2001/米/20世紀フォックス

(2011年1月29日:テレビ放映を録画して視聴)

 

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バンガー・シスターズ (2002)

Posted in テレビ with tags on 2011/01/27 by Tak-One

昔は遊び回っていた女性2人が年を重ねて再会したことで起こる人生のハプニング、人によっては転機を描いた映画です。

2002_バンガー・シスターズ主人公はどう見てもゴールデン・ホーン演じるスゼットなのですが、話しの内容的な意味では、スーザン・サランドン演じるヴィニーや、ヴィニーに会いに行く途中で出会った男性、ジェフリー・ラッシュ演じるハリーなどのスゼットの周りに居る人達のような気もします。

というのも、映画の始まりと終わりでスゼットの生き様や考え方には変化がないのですが、ヴィニーをはじめとしてスゼットと関わる周囲の人達には生活に対する考え方、つまり人生の過ごし方に大きな変化が訪れるからです。

必要以上に自分の欲望を抑えて自分を偽って生きているヴィニー、その妻の変化を肯定的に捉えて受け止めるロビン・トーマス演じる、良識人の見本のような夫の弁護士、レイモンド。 スゼットの登場によって、ヴィニーは意識的に隠してきた昔の自分、そして現在の欲求について直面しどのように折り合いをつけるのかという状況に陥ります。

スゼットとヴィニーは徐々に昔の関係性をとりもどし、最終的にはヴィニーは昔ほどではないにしても自分の欲求にある程度は素直に生きていくことにします。 レイモンドはその妻の変化を戸惑いながらも受け止め、娘達も親の変化を目にしてちょっとだけですが精神的に成長したようです。

ハリーも妙に拘っていたことに踏ん切りをつけることがスゼットのおかげで出来ます。 ゴールデン・ホーンは昔のイメージ通りに、気にいると直ぐに寝てしまうという女性の役のスゼットです。 ハリーはそのスゼットのベッドへの誘いを断ってしまうという、現実ではあり得ない(だって、こんなに素敵な女性にベッドで迫られて断るなんて…)ことをするほど深く悩み、自分のこだわりの世界に閉じこもっているのです。

その世界から抜け出すことが出来た…と言う意味でスゼットはハリーの人生をも変えてしまいます。 このあたりのスゼットとハリーのやり取りがオトナのコメディだな…という感じがします。

ところで…映画のポスターよりもDVDのジャケットの方がかなり刺激的な感じです。

2002_バンガー・シスターズ

コメディエンヌとしてのゴールデンホーンが好きな方にはとてもお勧めです。 今までにゴールデン・ホーンの出演作を観ていない方で、オトナな方にはお勧めです。

ティーンエイジャーだと今ひとつ刺激がないというか、想像力が必要とされるのではないかな…と思います。 DVDのジャケットほど映画は刺激的ではないからDVDのジャケットを観てこの映画を選ぶとガッカリしちゃうかもしれませんね。

エロティックな部分は画像的にはそんなになくて、登場人物の会話を通じて想像してニヤッと楽しむという感じです。

σ(^^) はゴールデン・ホーン大好きなので、とても楽しめました。

オトナが軽い笑いを求めるにはとてもお勧めです。

 

原題: Banger Sisters
邦題: バンガー・シスターズ
監督: ボブ・ドルマン
出演: ゴールデン・ホーン
出演: スーザン・サランドン
時間: 100分
制作: 2002/米/20世紀フォックス映画

(2010年1月26日:テレビ放映を録画したものを視聴)

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ハンコック (2008)

Posted in テレビ with tags on 2011/01/26 by Tak-One

スーパーヒーローになれる素養は持っているけど、アルコール漬けになってしまっている情けない奴が主人公です。

テレビで放映されていたのを録画して観ました。 映画館で上映されているときにも観に行こうかな…とちらりと思ったのですが、気分がそれ程乗らなかったこともあって観に行かないでいた映画でした。

2008_ハンコック内容は良いのですが、詰め込みすぎじゃないのコレっ…。

お酒を抜いて人の言うことを少しは聞くことになって社会に溶け込めるようになった…というところまでの話しにしておいても良かったように思います。

そこから先はこの映画が当たったら作る次回作ということでも全然問題ないような感じでした。 アルコール中毒から立ち直るまでの課程を、その間に怒るエピソードを交えて、もう少し丁寧に描くと1本の映画として良いバランスになったように感じました。

そこから後の、実は自分と同じ力を持つ仲間が身近にいるということろに気づくところはあまりに唐突です。 自分の周りに同じ力を持つモノが居ることに気づき、その仲間との関係を築いていくというところで、もう1本。

そして最後に、その仲間との自分を抹殺しようとしている勢力との戦いについて、完結編をもう1本…ぐらいにした方が観ていて楽しいし、冗長に感じてしまうことはないように思いました。

映画そのものの内容も面白いし、特撮も素晴らしいです。 ただ、あらすじを細かいところを省いて見せられているような感じがするのが残念でした。 なんとなく録画したテレビ番組を早送りで観ているような気分でした。

ストーリーは単なるヒーロー物に留まっていない部分で新しいチャレンジかかな…と思います。 子供と一緒に観ると「…」となってしまうアダルトな部分のあるオトナ向けのヒーロー映画です。

観ていて楽しかったです。

(2010年1月23日:テレビ放映を録画して視聴)

 

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ラスト・ホリデイ (2006) ネタバレあり

Posted in テレビ with tags on 2011/01/23 by Tak-One

楽しいクイーン・ラティファが主演のコメディ。 気軽にちょっと時間が空いた時間に観るのにお勧めです。

以前、1回ケーブルテレビで観たことがあります。 今回は題名を聞いてもそれを思い出さないでいて、見始めてしばらくしてから「あ…、この映画観たことあるっ!」って気がつきました。 前に観たときも楽しめたので、今回も最後まで楽しみました。

2006_ラスト・ホリデイ

こういう見ていて楽しくなるコメディは良いですね。 最近の日本の映画界はコメディ映画を作るのが上手ではなくなっているように思います。 ギャグ満載の映画はあるのですが、こういう観ていて心温まるようなコメディ映画こそが地味だけど映画館に人を呼ぶのではないかな…なんて思います。 日本映画の黄金期にはこういうコメディ映画も多数作られていたのではないでしょうか…、社長シリーズ、車掌シリーズ、若大将シリーズなどなどすぐにいくつも思いつきます。 派手な画像と派手なギャグではなくてコメディについてもっと真剣に取り組んでも良いのではないかと感じています。

さて…、映画の内容はというと…、主人公はデパートで働いているけど不満ばかりの毎日。 会社の経営者は利益のみを求めるような感じだし、上司は部下のことを締め付けるだけ…。 そんな暮らしのささやかな楽しみは同じ職場に憧れの彼が居ることです。 なかなか言い出せない恋心は実は彼も同じで、なかなか彼女をデートに誘うことも出来ません。

ふとしたことから検査を受けたら、寿命がもう少ししかない病気にかかっていることが分かります。 手術しようにも自己負担になると言われ、それなら…と年金を全部引き出してあこがれの料理人の料理を食べに最後の旅(Last Holiday)に旅立ちます。 最後の旅なので自分のやりたかった夢を現実に…と思い普通だったら出来ないことにも次々とチャレンジすることになります。

高級ホテルのスイートに泊まり、憧れのシェフの料理を食べて、ぱーっとお金を使って一生を終わるつもりでした。 同じホテルに滞在している政治家、デパートの経営者などに勘違いをされてしまい、いろいろな出来事に巻き込まれます。 ここからがコメディの展開です。 楽しい…。 カジノに行くと適当にかけていただけなのにめちゃくちゃ勝ってしまって、お金をつかうどころかこれまでの滞在費なんて軽く超える程、お金が増えてしまいます。

同じホテルには、自分が勤めていたデパートの経営者、同地域の議員なんかが泊まっていて…勘違いから生じるコミカルな出来事も楽しいです。 やりとりはオトナ向けの会話もあります。 でも…汚い言葉でのやりとりではなく、あくまで穏やかな言葉でアダルトな内容を話す…というアメリカの大人の会話でした。 日本語訳はいまいちな感じでしたけど…まぁ…仕方ないことでしょうか。

クイーン・ラティファ、LL・クール・J などなどが出演しているちょっと豪華な顔ぶれの映画でした。 日本で公開されていたのかな? 記憶に無いけど…。

楽しい映画を観たいぞ!という方にお勧めですよ。

(2010年1月23日ケーブルテレビで視聴)

 

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相棒 劇場版 (2008)

Posted in テレビ with tags on 2011/01/23 by Tak-One

観ていて飽きることはないので…時間があるときに気軽に楽しみたい…という時には良い感じです。

相棒-1_2008

オープニングのアクションシーンから日本の映画お得意の突っ込みどころ満載の簡単に奇襲を回避できるのに、回避しない警察…というお決まりの展開。 登場人物の個性や有名な俳優のキャラクターで話しが保たれているように感じてしまいました。

σ(^^)はテレビドラマを全く見てません。 映画だけを見ると導入部での各人物の性格設定などはテレビを見ているのが前提のような感じがしました。 もっとそれぞれの登場人物がどのような関係で、どのような役割を組織の中で担っているのかが描かれないと映画だけを観た人には想像力がないとついていけないかもしれないです。

犯行の動機やその動機にせかされて行う行為、またその行為を行うために必要な知識や技術をその人が持っているかどうか等の点にはシナリオが甘いなぁ…と感じる部分も大きいです。 でも、そういうことをそんなに考えないで観ていると楽しい娯楽作品だと言えます。

σ(^^) が一番気になったのは音楽です。

相変わらず劇中に使われている音楽が暗いです。 メロディーのハッキリとしないぼんやりとした響きだけが連続するような曲が多く画面の様子と一致しているかといわれると、う~ん…という感じです。 日本の作曲家でも海外の映画に素晴らしい曲を提供している例もあります。 例えば、レッドクリフの音楽も日本の作曲家です。 暗いだけではなくて希望を抱かせるような曲を映画にもっと使うようになっても良いのではないかな…と思いました。

最後の方はなんだか少々蛇足気味で展開も停滞してしまうのが残念です。 音楽と最後に話しがスローになってしまって、もう少し上手くカットを繋げてスピーディに出来ないかな…と思ったぐらいでした。

手紙を読んだり、スピーチの言葉で説明する展開が最後の方で連続して出てきたのは残念です。 せっかく映像と音楽と台詞と役者の演技の全てを総合して使用することの出来るのが映画なのですから、その最高のコンビネーションを発揮してもらいたいな…と感じました。

相棒 @アマゾン

(2010年1月:テレビ放映を録画して視聴)

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ダンジョン&ドラゴン2 (2005)

Posted in テレビ with tags on 2011/01/22 by Tak-One

映画化したときにちゃんとした脚本を作らなかったのですね…。 ゲームの世界観が好きで実写版を観てみたい!という強い願望のある方以外にはお勧めしません。

テレビで放映されていたのを録画して観たのですが…う~ん、退屈でした。

ダンジョン&ドラゴン2どこがいけないのか…というと、重要な部分については長々とした台詞であったり、ナレーションであったり言葉で説明してしまっているので、これなら絵本か実写グラビア付きの本でも十分かな…という感じです。

まぁ、ゲームというのが大抵の場合は言葉でいろいろな説明がなされて、印象的なシーンや戦闘シーンだけが動きのある動画もしくはインタラクティブにゲームとしてクリアしていく…というパターンが多いので、ゲームが原作だから…というせいもあるとは思います。 まあでもそうは言っても、映画化するにあたって、動画…特に映画向きのシナリオを作り直さなければいけなかったように思います。

ゲームの映画化が大抵こけるのはゲームのファンやゲーム会社が企画に関わりゲームと同じような感覚で映画を作ってしまうからかもしれません。 予算をかけてもシナリオが映画向きになっていなければ完成した映画もダメですね。

 

あ…映画の内容も少し…。

魔法を使えるように訓練し旅に出る…という感じです。 何故か主人公のチームの人以外は魔法は使えないで古代から中世の武器しか使えません。 たまに魔法を使える相手が出てきますが、仲間は動かなくなるようにされるだけでトドメをさされることがないなど、かな~り観ていてご都合主義バリバリです。

まぁ、多くの小説や映画はご都合主義なのでそこはしょうがないですね。 でも、そこを不自然に感じさせないような展開をするようにかなり気を遣ってシナリオを作る必要があると思うんです。 特にファンタジー物の場合には、良い脚本があるかどうかで映画の出来がかなりちがってきます。 

この映画は中世の雰囲気を出すためのセットや特撮などには相当こだわりがあるので、映像的に素晴らしい部分があります。 その分、シナリオやアクションシーンの展開などはあまり深く考えないでサクッと決めてしまったみたいな感じがしてくるのが残念です。

そのアクションシーンや特撮シーン自体の構図やひとつひとつのカットは良いです。 かなりクオリティが高いので静止画として見るととても良い感じに見えるのではないでしょうか。

シナリオもきっちりと作り込んでアクションシーンの場面展開やシーン切り替えについてももっとこだわりがあれば面白い映画に仕上がってのではないかな…と思います。

まぁ…お金をかけてゲームを映画化するときにどこに気を付けなければいけないか…ということを学びたい方や、ダンジョン&ドラゴンの世界が大好きで実写で観たいよ~ぉ、というような方にはお勧めしますね。

逆に言えば…ゲームのダンジョン&ドラゴンのファン以外にはお勧め出来ないです。

 

ダンジョン&ドラゴン @アマゾン

(2011年1月:テレビ放映を録画視聴)

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ザ・スナイパー (2006)

Posted in テレビ with tags on 2011/01/11 by Tak-One

モーガン・フリーマン、ジョン・キューザックと豪華な顔ぶれなのに日本未公開の映画です。

2011年1月11日火曜日にテレビで放映されていたのを録画して会社から帰ってから観ました。

ザ・スナイパーストーリーはアメリカのテレビ用映画なんかでよく見かける、山に入ったらトラブルに巻き込まれてしまうというタイプです。 さすがに広い国土で国立公園(National Park)でさえも広大に広がっている国ならではのストーリー展開です。

日本だと銃声がしても誰にも聞こえないような山中なんていうのは気軽にハイキングに行けないし、だいたいそんな場所にハイキング用のトレイルが作ってあったら他にもハイキングや登山をしている人が居て誰にも銃声を聞かれないで…ということにはなかなかならないです。 そういう面からもこの映画で描かれているようなシチュエーションは日本では一部の地域を除いてなかなかないのでは…と思います。

アメリカだと有名なグランドキャニオンでさえもメインの人が多いところからちょっと離れてしまうと全く人に会わない状態になりますし、それ程の人気のある場所でなければちょっと道を外れたら誰にも会わないということは良くあります。 グランドキャニオンでさえも少々道を外れると日本では信じられないほどの誰も居ない状態になってしまいます。

そんな広大なアメリカでハイキングに出た親子が川を渡るときに溺れかけた2人を助けたのがきっかけで危ない追跡劇に巻き込まれてしまいます。

ハイキングに出た親子の父親がジョン・キューザック、川で溺れかけていたうちの1人がモーガン・フリーマンです。 この2人の演技力があまり生かされていない感じで何故この2人をキャスティングしたんだろう?という感じでした。

展開もこの手の物語で良くあるパターンだったりします。 

ま…楽しめましたけどね。

ザ・スナイパー @アマゾン

(2011年1月11日視聴)

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ワールド イズ ノット イナフ (1999)

Posted in テレビ with tags on 2011/01/09 by Tak-One

007シリーズの第19作目です。

ジェームズ・ボンド役はピアース・ブロスナンが演じています。

 

昨年テレビ放映されたのを録画していたものを正月休みに観ました。

007_19_WorldIsNotEnough

前にも観たことがあるのですが、ソフィー・マルソー演じるっエレクトラ・キングが良いですねぇ。

少女の頃の可憐なイメージからすっかり脱却した大人の雰囲気が堪らないです。

 

ストーリーはの展開はいつも通りム~ぅとうなるような娯楽的なご都合主義ですけど、それ程不自然に見えない感じに映画は作られています。

 

核や石油利権などのことを扱っていて、後年のシリーズよりもより現実的な設定になっているのが現代的だと思いました。

宇宙に行ってしまったり、水中に潜れる潜水艦に変化する自動車なんていうトンデモな道具は出てこなくて、比較的現実的な道具ばかりがボンドに提供されているのもなんだか現実的な世界へと007の世界を持ってきているような感じがしました。

 

ま…、もっと無茶な道具が出てきても良いのではないかな…と個人的には思っています。

楽しくワイワイと仲の良い友達と観るのに良いかもしれないです。

 

ワールド イズ ノット イナフ @アマゾン

(2011年1月視聴)

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エレキの若大将 (1965)

Posted in テレビ with tags on 2011/01/03 by Tak-One

加山雄三が出演している若大将シリーズです。

年末にテレビ放映されたのを録画しておいたのを正月休みに観ました。

娯楽作品としてはバカバカしくて楽しめます。

エレキの若大将

エレキギターを抱えているのですが、エフェクターをまるで使用していないのが時代を感じさせます。 エフェクター無しのギターの音というのがなんとも懐かしい感じです。

 

何人ものメンバーがギターを抱えて…っていうのも楽しそうでした。

 

歌と演奏が楽しめますがその他はσ(^^)敵には、まぁさらっと流しても良いかな…という感じ。

映画の中でアルコールを飲んだ後で車を平気で運転しているのを見ると、そういう時代だったんだなぁ…という感じですね。 今だったらまず考えられないです。

 

何かの作業をしている裏で流れていたりするには良いのかもしれません。

真剣に観る…というのは出演者のファンぐらいでしょうか…。

 

あ…そうそう、ちょい役で内田裕也氏が出ていて受けないギャグを言ったりしているのには、なんだかついニヤニヤとしてしまいました。

 

エレキの若大将 @アマゾン

(2011年1月視聴)

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