2月, 2011 のアーカイブ

西の魔女が死んだ (2008)

Posted in テレビ with tags on 2011/02/28 by Tak-One

テレビ放映を録画して観ました。

2008_西の魔女が死んだ-2会社を出た後で食事に行き飲んでいたのです。 そんなに量を飲んでいなかったせいか…帰宅したときにはある程度は酔いも醒めていました。

お湯を沸かし熱い紅茶を飲んだらすっきりとしたので、録画していた「西の魔女が死んだ」の映画版を観ることにしました。 昨日本を読み終わっていたこともあって…録画していたこの映画が気になっていたのです。

原作とはちょっとタッチが違いますね。 まぁ…原作と映画では制約条件が違うので仕方がないこともあると思います。 車の選択や洋服の好みな若干私が原作からイメージしていたのと違う部分がありました。

文字での表現だとその情景やシチュエーションなどの全てにおいて制約は無いです。 作者の頭に浮かんでいるイメージを文字にどのように落とし込むかが作者の腕にかかっているのです。

だから私の頭に浮かんだイメージが監督のイメージと違っているだけなのかも知れないです。 もしかしたら、私のイメージだけが他の原作を読んだ皆さんのイメージと違うのかも…。

映画化するときには、その原作のイメージをどのように映像化するのかが重要なポイントだと思っています。 原作に比較的忠実に映像化がなされる場合と、映画作成の制約を前提に独自の世界を構築する場合とがあると思っています。

この作品は原作をそのまま映像化したい!という思いが伝わって来ます。 画面画面を切り取ると綺麗で想像していた場面と一致する部分も多いです。 サンクチュアリは私の想像していたのとかなり違う風景でしたけど…。

映画を観ていて気になったのは映画の中でのテンポ感と音楽でした。

テンポがスローになったときにもゆったりとうねるような感じが無くて…勢いが全くなくなって止まってしまうようになることが気になりました。 のんびりとしたなかにもある程度のリズムがあった方が良いように思いました。

音楽で気になったのはその映画のテンポ感とズレているように感じる部分があったり、雰囲気がちょっと違うな…と思うようなところがありました。 ま…これも好みの問題ですが…。

2008_西の魔女が死んだ-1

原題: 西の魔女が死んだ
監督: 長崎俊一
出演: 高橋真悠
出演: サチ・パーカー
出演: りょう
時間: 115分
制作: 2008/日/アスミック・エース・エンターテイメント

多くの台詞や情景は本のままなので、本を読んだ方の多くが満足できる映画になっていると思います。

本を読んでない方が観ても心が癒される映画だと思います。

(2011年2月25日:テレビ放映を録画したものを視聴)

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名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ) (2010)

Posted in 映画館 with tags on 2011/02/26 by Tak-One

名探偵コナン…映画館で初めて観ました。

2010_名探偵コナン天空の難破船-1いやぁ…それにしても長いタイトルですね。 最近の日本映画は続編やテレビアニメやドラマの映画化でサブタイトルが付くことが多いように思ってます。 同じシリーズ作品でももっと簡潔に名前をつける方法はないのかな…なんて思いました。

ま…映画の題名は内容とは関係ないですね。

さて映画の内容はというと3Dに関しては随分と手慣れた感じです。 まぁ…もともとアニメーションは3Dデータを持った電子空間での作画を行うのが最近は当たり前になっているので、3D化には向いているように思います。

昨年(2010)にはトイ・ストーリー3部作も全部を3Dで視聴しました。 いずれもかなり良い出来でした。

あ…また話しがそれてしまった。

名探偵コナン…そんなに熱心なファンではないので、たまに漫画を読んだり、テレビを付けたときに放映されていると観ることがあるぐらいでした。 だから…たまたま誘われて観に行ってきました。

2010_名探偵コナン天空の難破船-立体

いやぁ…うるうる…。 この作品でも涙が…。

でも…涙を誘う作品…3Dは向かないです。 というのは、3D用のメガネがあるからです。 3D作品は涙を誘わない作品にしておいた方が3Dメガネがある限りは3D向きの映画と言っても良いと思います。

暗い映画館でメガネとハンカチと…なんてサイドテーブルでも置いてないと無理です。 あ…サイドテーブルと言えば、以前サイドテーブルにスナックと飲み物を置いて映画を観ることの出来る映画館がありました。 いやぁ…あの映画館は良かった。 上映前に座席まで注文を聞いてくれて、映画が始まる前に商品を運んできてくれるサービス、感激しました。

あ…また脱線した…。

この作品、家族揃って楽しめます。 もちろんカップルにもお勧めです。

(2010年春:新宿ピカデリーで視聴しました)

邦題: 名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)
監督: 山本泰一郎
出演: 江戸川コナン:青山みなみ
出演: 毛利蘭:山崎和佳奈
出演: 毛利小五郎:小山力也
山崎: 怪盗キッド:山口勝平
時間: 104分
制作: 2010/米/小学館/読売テレビ/日本テレビ/ShoPro/東宝/トムス・エンタテインメント20世紀フォックス映画

2010_名探偵コナン天空の難破船-DVD

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パーシージャクソンとオリンポスの神々 (2010)

Posted in 映画館 with tags on 2011/02/24 by Tak-One

これは確か…としまえんのユナイテッド・シネマで観たと思うんですよ…記憶が曖昧なんですけどね。

パーシージャクソンとオリンポスの神々

ギリシャ神話を元にした映画で、同時期に公開されていた「タイタンの戦い」よりもこちらの方が断然面白かったです。 

普通のさえない高校生のまわりで徐々に日常では考えられないことが起こるようになってきて、気がつくと実はオリンポスの神々の子孫であることが知らされるということなのです。 どうやらシリーズ化するのを前提に作られているので次回作が楽しみです。

途中の展開でもウィットが効いていてなかなか飽きない展開が好きです。 

ペンを渡されて、身に危険が迫ったら使うんだぞ…と言われて…「これ…ペンだよね…ペンだよね…」とペンを眺めるシーンですね。 この普通のペンが実は…という展開が楽しいです。 いやぁ…このシーンに限らず随所でにやりとしただけではなく声を出して笑ってしまうところがありました。

この手の非現実的な出来事が起こる映画だと何故かニューヨークが舞台ということが多いですね。 ニューヨークには何か惹きつけるような魅力があるということなのでしょう…。 確か、ゴジラが上陸したのもニューヨークでしたしね。

ニューヨークの郊外にはこういう属性を持った人達が集まっているコミューンがあるとしたら楽しいです。 なんだか、ニューヨーク郊外をドライブしたら…そんなことを考えてしまいそうな映画でした。

いやぁ…ギリシャ神話を元にした映画もいろいろありますけど、笑えて楽しめるこの映画はお勧めです。 

(2010年:春にとしまえんのユナイテッド・シネマで観たと思うんですよねぇ…。)

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ソーシャル・ネットワーク (2010)

Posted in 映画館 with tags on 2011/02/22 by Tak-One

丸の内ピカデリーで観ました。

2010_ソーシャルネットワーク

映画館で映画を観るのに席に着く前にいらいらしてしまいました。

仕事が終わってから映画館に向かいチケットブールに直行。 チケットブースに到着したのは映画が始まる5分前。

σ(^^) とほぼ同時にもうひとり向かい側からチケットブースへと男性がひとり。 彼の方が先にブースに到着してチケットを買います。

彼が長い長い…。

何が長いって、チケットを買うのに座席をかなり吟味している様子なんです。 全席指定の映画館なので、ある程度座席をどこにするのか考えるのは分かります。 でも…チケットブースでこんなに時間をかけている人は初めて見ました。

映画開始までの時間が迫っているので時計をみると2分以上チケットブースの係の女性と話しています。

チケットブースには3名の係の方が居て、1名がカウンター業務をしていて残りの2人は後ろでなにやら片付けをしていました。 う~ん、最終回の上映の直前は片付けはしないでチケットカウンターを開けてくれよ…という思いもあって、徐々にイライラ…。

流石にσ(^^)の前の人だけでチケットを1枚買うのに3分以上の時間がかかってきたあたりで、後ろで片付けをしていたひとりがもうひとつのカウンターを開いてくれました。 結局、時間をかけて吟味している彼よりも早くチケットを手に入れることが出来ました。 というのも、そんなに混んでいる訳ではなくて座席はかなり空いていたからです。 なんであんなに時間がかかっていたのか不思議…。

有楽町マリオンの9階までエレベーターで上がって、早速座席へ…。 予告編の上映が始まっているところでしたが無事間に合いました。

さて映画の方ですが、悲しい成功者の物語でした。

女性とのつきあいが上手くいかないで彼女に振られてしまったザッカーバーグ氏がいたずらでサイトを数時間で作り上げてしまうところから話しは始まります。 このサイト…学内の女性2人がランダムに表示されて、どちらが魅力的かクリックするというものです。 実際にアクセスしたことはないのですが、随分前からネット上での噂で耳にしていました。

今回映画の中でイメージとして展開されているのを見て、あ~ぁ、これは一気にアクセス数が増えるけど嫌われるしサイトの閉鎖をされてしまうだろうなぁ…と感じました。

σ(^^) 自身もボストンに留学していたので分かりますが、学内のネットワークへのアクセスというのは日本の大学と比較するとかなり進んでいます。 学内へのネットワークへのアクセスをしないと不便なんですよ。

手書きのレポート提出なんて事を課しているいたり、コピー・ペーストの弊害を云々している教授なんてかなり前に排除されていてアメリカではちゃんとした大学には在籍できなくなってます。 だって、ネット上で簡単に検索出来る論文や感想文ぐらいは目を通していて生徒の論文を見たら、どこから引用しているのか位はすぐに気がつく位のレベルではないとアメリカの大学では教授は務まりません。

この映画を観て、日本の大学関係者はピンとこない部分がまだまだあるだろうなぁ…と思いました。 というのも、日本でのPC利用はアメリカと比較するとかなり低いと感じているからです。 特に大学生のパソコン使用という事に関しては日米で未だに大きな差があるように思っています。

今後の日本の経済をより活性化させたいのであれば、手書きで論文提出をさせたり、ネットワークでの検索を活用した調査を禁止するような教授はさっさと退場してもらう必要があるなぁ…なんて思っています。

あ…脱線してしまった…。

映画の話しはというと…、新しいアイデアを実行に移そうとしていた何人かはその彼のプログラミングの腕を聞いて仲間に引き入れようとします。 そのアイデアとフェイスブックとが同じ物か違うモノか…ということや、フェイスブックを一緒に作り上げたのは誰か…というようなことが裁判の進行と共に過去のイメージと共に語られていくのです。

どこまでは本当でどこまでが作り物の話しかは分かりませんが、オリジナルのアイデアを出した人が訴訟で金銭を得たことも確かなので、この手の成功話しの裏ではお金が大きく動くものだな…と感じました。

ザッカーバーグ氏は孤独で寂しい状況からフェイスブックを作りあげました。 そのファイスブックの成功で、その孤独で寂しい状態から脱出できたのか…ということが映画の訴えかけるところだと感じました。 

フェイスブックが成功しても幸せな生活を手に出来ていないように映画では描かれていました。 彼が幸せな人生を送れると良いな…とちょっと思いました。

2010_ソーシャルネットワーク-2

こちらの英語のポスターの方が映画の内容をちゃんと表しているように思います。 英語は「何人かの敵を作ることなくして5億の友達を得ることはできない」という刺激的なコピーです。

映画を観てからこのキャッチコピーを読むと、友達というのは実際の友達という意味ではなく、ネットワークで繋がっているユーザー数ということが分かります。 つまり、ネットワーク上での繋がりというのをFRIENDSと表現しているところが皮肉というか強烈なメッセージを持つキャッチコピーです。

これと比べるとこのページの一番上にある日本語での映画のポスターはもっと俗でお金にフォーカスしてして、この映画のテーマである友人とは…ということに関しては何にも触れていないのが残念な感じです。

日本語と英語のポスターを比べると英語のポスターの方が遙かにキャッチコピーのセンスが良いように感じました。

σ(^^) が一番気に入っている映画の宣伝ポスターはこちらです。

2010_ソーシャルネットワーク-3

このポスターだとザッカバーグ氏の孤独が良く現れているように思うんです。

ある分野では天才だけど人間づきあいが苦手な人…というのはどういうことなのか…といことが伝わって来ます。 天才であること…、お金を稼ぐ事…ということと幸せというのはイコールではないのですね。

とってもお勧め。

(2011年2月10日:丸の内ピカデリーで視聴)
(2011年2月22日:記載内容をアップデートしました)

ソーシャル・ネットワーク @アマゾン

 

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50回目のファーストキス (2004)

Posted in テレビ with tags on 2011/02/20 by Tak-One

テレビで放映されていたのを録画視聴しました。 
このラブコメディ…お勧めします。

2004_50回目のファーストキス黒人白人アジア系ヒスパニック系、しかも年齢を問わずバケーションでハワイに訪れる女性であれば誰であれナンパして連絡先も告げないで分かれるということばかりを続けているお気楽な水族館勤務のアダム・サンドラー演じるヘンリー・ロスは、いつか船で旅に出る夢を持っていました。

でも…持っている船はボロ船でとても直ぐに長旅に出ることなどは出来ません。 ある日、船が壊れて近くにあったカフェに入ります。 そこにでドリュー・バリモア演じるルーシーがワッフルを食べていました。 ヘンリーはそのルーシーに人目惚れしてしまいました。

翌日も同じ魅せに朝食を食べに行った時に上手くヘンリーはルーシーと同席することができます。 お互いに気が合い話しが弾みます。 いつもは相手の女性に自分はスパイであるとか言って自分の本当の職業を隠しているヘンリーですが、今回はルーシーに自分の本当の職業を素直に話しました。 魚のにおいが抜けないヘンリーのこともルーシーは気に入ってくれているようです。

そういう2人に、昨日は感じの良かった店の人達は何故か冷たく、特にヘンリーに冷淡な感じです。

追い出されるようにして店を出たときにヘンリーとルーシーは良く朝も同じ店で朝食の約束をします。 お互いにとても嬉しい出来事だったので、どうやらお互いに相手のことが好きになり始めてしまったようです。

ヘンリーは翌朝の約束もあるのでとても期限の良い1日を過ごし、夜にはセクシーな女性に夜を一緒に過ごさないか…と誘われます。 でも、全くそういう気は起きなくてルーシーのことばかりが頭に浮かんできます。

翌朝雨の中再び昨日ルーシーと仲良く楽しい時間を過ごしたカフェへと向かいました。

が…、ルーシーは会ったこともないと言って店の人に訴え、店の人に追い出されてします。 そこで分かったのはルーシーは事故で脳に障害を持っているということでした。 

店の人の説明では事故の後、毎夜寝て翌朝になると前日のことを忘れてしまうので、ルーシーにとっては事故の日から時間が動いていないということです。 実は店の人はルーシーの両親と旧知の仲だったのです。

周りの人は彼女の脳の働きに会わせて毎日同じ日の新聞を用意し同じことを繰り返すことが出来るように優しくルーシーの毎日を見守っているのでした。 彼女を驚かせないように、同じ日の新聞を用意し、同じ日の録画してあるテレビ番組を繰り返し観て、その日にしていたことを毎日毎日再現していたのです。 

こんなに優しくなれるのかな…と思うぐらいの家族の愛に包まれてルーシーは毎日を過ごしていたのです。

σ(^^) はこのあたりで既にウルウルして視界が歪んでいました。

それでもルーシーのことが忘れられないヘンリーはルーシーと毎朝朝食を食べる為にそのカフェに通います。 ルーシーにとってはヘンリーは知らない人ということになるので、毎日ヘンリーはルーシーにアプローチすることになるのです。 何回も失敗をしながら徐々に彼女に気に入ってもらえる方法を考えていきます。

そこはラブコメディで笑えます。 その課程が面白くももの悲しい感じがするのは、似たようなルーチンを繰り返しながらも毎回少し違う反応をドリュー・バリモアが演じるのが上手いからだと思います。

編集も素晴らしいし…、周りを固める俳優陣も良いし…、なにより音楽が泣かせます。 ルーシーが唄いながら壁に絵を描いているシーンでもウルウル…。 今後はビーチ・ボーイズを聞くと泣いてしまいそうです。

あ…、ダン・エクロイドが主治医として出ているのですが…彼も良い味を出しています。 記憶障害のある人達の施設のシーンはなかなかドシンと心に響きました。

アメリカのポスターの方がこの映画でも日本のポスターよりも映画の内容にしっくりとくるように思います。

2004_50回目のファーストキス-us

だって、日本のポスターは青い海がバックだけど、実際には映画では青い海はそれ程出てこないで2人と山や浜辺で繰り返される物語ですから、浜辺と山がバックのこちらのアメリカのポスターの方が好きです。

最近、涙腺が緩くなったのかな…。 観ている間に何回もウルウルしてしまいました。

ヘンリーは毎日同じ事を繰り返すことではなく、失敗しても翌日にはルーシーは忘れてしまうなら…ルーシーの記憶が戻ることがないかと毎日毎日いろいろな事を試してみるのです。 ですからヘンリーにとっては毎日新しい事へのチェレンジです。

泣けて笑えて…とてもお勧めです。 家族でも…、カップルでも…、夫婦でも…、誰が観ても楽しめる作品です。

映画館に観に行かなかったのを後悔しました。

凄いお勧めの映画です。

2004_50回目のファーストキス_DB

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原題: 50 FIRST DATES
邦題: 50回目のファーストキス
監督: ピーター・シーガル
出演: アダム・サンドラー
出演: ドリュー・バリモア
制作: 2004/米/ソニー・ピクチャーズ エンタテイメント

(2011年2月19日:テレビ録画をチョコレートを食べながら観ました)

 

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ウォール・ストリート (2010)

Posted in 映画館 with tags on 2011/02/19 by Tak-One

いやぁ…懐かしい…けど、新しい!

ミスター・ゲッコーが帰ってきました。 刑期を終えて刑務所から出てくるところから物語は始まります。 いやぁ…出だしからなんだかドキドキでした。

ウォール・ストリート公式Webサイト

2010_ウォール・ストリート-2マイケル・ダグラス演じるゲッコーが以前のグリーディー、つまりお金にどん欲な態度で周りの登場人物を金融のテクニックで食い物にしていく…というようなストーリーを期待して観に行きました。 が…映画が始まってみるとゲッコーは主人公ではないようです。

あ…、前の作品、ウォール街を観てない方は分からないですね。 1987年のウォール街という作品で、インサイダー取引によって富を追求して捕まってしまったのがゴードン・ゲッコーでした。 彼は収監されて、その後の話しが今回のウォール・ストリートです。

今回のウォール・ストリートでは、物語の主人公は、シャイア・ラブーフの演じる、ジェイコブ・ムーアでした。 ジェイコブ・ムーアはウォール街で働く証券マンで、キャリー・マリガン演じるウィニー・ゲッコーと付き合っています。 名前から推察される通りウィニーはゲッコーの娘です。

まずこのあたりで…あれれ…ゲッコーは主人公じゃないのかぁ…ということに気がつきました。

2010_ウォール・ストリート

σ(^^)はこちらのポスターのイメージで勝手にこの2人が手を組んで何か金儲けでも企むのではないかと思っていたのです。 が…映画のストーリーが進むとどうやらそういう感じではないんだな…という感じ。

結局のところ刑務所で刑期を過ごす間にゲッコー氏は少し良い人になってしまったようです。 映画で描かれていることの中心は、前回のウォール街ではマネーゲームそのものでしたが、今回のウォール・ストリートでは家族愛のようでした。

そうはいっても各所にはマネーゲームに関しての鋭い指摘というか意見がちらばっています。 特にゲッコー氏が講演をするところなんかでは痛烈に現在の金融機関の収益源について批判をしていました。 このあたりがオリバー・ストーンだな…と言う感じ。

でも…金融の世界に居ない人は観ていても十分に理解出来ないかも知れないです。 というのも映画の中でそれぞれの金融取引や金融商品がどういう仕組みになっているかということを説明すること無しにバンバン話しが進んでいってしまっていたからです。 丁寧に仕組みについての説明があればもっと分かりやすかったとは思いますけど、ひとつの金融商品の説明だけでもかなり時間がかかる場合もあるので映画の中で実際に行うのは無理だとは思います。

2010_ウォール・ストリート-3

英語版のポスターの方がシンプルですね。

お金持ちがどのような感じでお金を増やしているのか…ということがちらりとは出てきます。 でも企業統治に絡むことで巨額の富を築いたり、短期の売買で違法な方法を使用しての富の増大を得る…というようなことは出てこなかったです。 

違法な取引については途中でさらりと触れているところがあるだけで、明確にどのようなことを行うのか映画では表現しないようにしたみたいです。 このあたりは不正な取引手法について真似をする人が出るのを恐れたのでしょうか…。

なんだか…思っていたよりも大人しい感じの映画でした。

マネーゲームに絡む人達の生活を覗きたい…という方には最適ですね。 面白いですよ。

原題: WALL STREET: MONEY NEVER SLEEPS
邦題: ウォール・ストリート
監督: オリバー・ストーン
出演: マイケル・ダグラス
出演: シャイア・ラブーフ
時間: 122分
制作: 2010/米/20世紀フォックス映画

(2011年2月18日:会社帰りに新宿ピカデリーで視聴)

 

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深呼吸の必要 (2004)

Posted in テレビ with tags on 2011/02/17 by Tak-One

今もこんなバイトあるのかな…と思ったら本当にあるようです。

2004_深呼吸の必要沖縄にサトウキビの収穫のバイトに泊まり込みで来た人達の物語です。 こういう現場を転々としている人も居るし、そうして転々としている人を馬鹿にするように見下している人も居るし、何らかの訳があって離島に来た人も居たり…とそれぞれの事情はいろいろです。

バイトも日が経ってくるとサトウキビを刈る腕も上がってくるし、バイトとはいえども仕事の目標を持つようになってきたりするという変化が、共同での泊まり込みをしている小屋での生活と共に描かれています。

若い頃に生きる目的って何だろう…とか、なんで今こんな生活を送っているんだろう…、などと考えて、自分のことを誰も知らない環境に身を投じてみたい…と思ったことがありませんか?

σ(^^)はあります。

そういうモヤモヤとした思いを抱えた若者が集まる離島での生活を通じて解決をしていったり…、モヤモヤしたものはあっても何とか生きていこうと思ったり…、自分と他の人の生きていく方法が違うことを受け入れていったり…、かつて若かった人が観るとほんのりと良い感じだと思います。

若い人もそれなりに、ムカシは若かったという人もそれなりに楽しめる映画です。

原題: 深呼吸の必要
監督: 篠原哲雄
出演: 香里奈
出演: 谷原章介
出演: 長澤まさみ
出演: 成宮寛貴
出演: 金子さやか
時間: 123分
制作: 2004/日/松竹・日本ヘラルド映画

(2011年の正月休みにテレビ放映を録画しておいたのを視聴)

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ダークナイト (2008) ネタバレあり

Posted in 映画館 with tags on 2011/02/15 by Tak-One

公開当時に映画館で観ました。

ダークナイト オフィシャルWebページ

2008_ダークナイト-3σ(^^)的評価

お勧めです。

バットマンとジョーカーが対峙する契機となる最初のエピソード
暗い、ダークな雰囲気のアクション/SF映画が好きな人は気に入るでしょう。

前作、バットマン ビギンズでは、バットマンに姿を変えて悪と立ち向かうことになる、ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)の生い立ちや、バットマン誕生直前の出来事にフォーカスを当てていました。
今回のダークナイトは「バットマン」という言葉がタイトルに含まれてはいませんが、バットマン ビギンズに続いてバットマンとしてのポジショニングを確立する過程を描いています。

検事局に勤める敏腕検事ハービー・デント(アーロン・エッカート)にレイチェル・ドーズ(マギー・ギレンホール)は惹かれていきます。

2008_ダークナイト-1

ジョーカーの策略でハービーとレイチェルとのどちらかを選ばなければいけない状態に陥ってしまいます。
もともとのシリーズでは登場してこなかったバットマンの幼馴染で、悪と対峙する検事局に勤めるレイチェル・ドーズがバットマン ビギンズに登場していたので、これは前から知っているバットマンとは異なる設定なのかなぁ…、と思っていたのです。

結果、今回のダークナイトではジョーカーの策略でレイチェル・ドーズ(マギー・ギレンホール)が殺害されてしまい、ハービー・デントは大火傷を負うものの生き延びます。

やっぱり、オリジナルに出てきていないキャラクターは整理されているのでしょうか…。

2008_ダークナイト-2

正義感だけの塊のようだったハービー・デントは、正義だけでは…、という気持ちが芽生え、病床でトゥーフェイスと自分で自分を呼び始めます。
このトゥーフェイスいうキャラクターが新たに生まれているのも気になります。
ハービーはある意味、ブルースと意気投合していた部分もあるので、バットマン側についたり、敵になったりと、ルパン三世のフジコ的な役周りになるのかな、なんて勝手に想像してしまいました。

あとは、オリジナルの登場人物であるバットマンの片腕のロビンの登場が待ち遠しい感じです。
屋敷もバットマン ビギンズの最後で焼けてしまったままで、ダークナイトではまだ再建がなされていません。
おそらく次の作品で、新たな屋敷とロビンの登場…、となるのではないかと期待しているのですが、どうなることでしょう。
次回作品が待ち遠しいです。

年齢的な配役からすると、ゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)の息子ジミー・ゴードン(ネイサン・ギャンブル)がロビンになるのでは、と思っています。

ダークナイトでバットモービルも壊れてしまったので、次なるバットモービルもモーガン・フリーマン扮するルーシャス・フォックスが開発することでしょう。

次作がますます楽しみです。

原題: The Dark Knight
邦題: ダークナイト
監督: クリストファー・ノーラン
出演: クリスチャン・ベール
出演: アーロン・エッカート
出演: マギー・ギレンホール
出演: モーガン・フリーマン
出演: ゲイリー・オールドマン
時間: 152分
制作: 2008米/ワーナー

2008_ダークナイト-4

ダークナイト @アマゾン

(2008年公開時に映画館で観ました)

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ディテクティブ (2006) ネタバレあり

Posted in テレビ with tags on 2011/02/14 by Tak-One

ジャン・クロード・バンダム主演のアクション映画です。 

2007_ディテクティブ_1いやぁ…、これって刑事?

普通の民間の方をボコボコにしたり、仲間を裏切ったり…、しかもかなり都合の良い展開。 こんなに普通に生活というか仕事をもくもくとしているだけの人をボコボコにしていたら、問題いっぱいで免職になっているんじゃないかと思うんだけどなぁ。

自分は撃たれても回復するけど相手はすぐ倒れるし、銃を抜いてこちらに向かってくる相手に対してショットガンでフツーに勝ってしまうし、敵はというと自分以外の登場人物はバシバシと殺害してしまうのに主人公だけは殺すことないという展開。 まぁ…あまりそれだけでは…ということでしょうか…、途中で敵に捕まって拘束されてしまいます。 

その後でジャン・クロード・バンダムも喉から頭にかけて銃弾を受けます。 ストーリーの展開からは拘束しておく意味もないと思うんだけど…。 あ…撃たれた後の展開もなんとなく予想の出来る感じですよ…。(笑)

ま…、彼のプロモーション映画って感じかな…。

バンバンと撃ちまくって、銃撃戦で敵の弾を上手く全部よけながら、自分の撃った弾は敵に的確に命中する…というストーリーよりもシーンのシチュエーションを楽しみにするのには良い映画です。

2007_ディテクティブ

ディテクティブ @アマゾン

原題: Until Death
邦題: ディテクティブ
監督: サイモン・フェローズ
出演: ジャン=クロード・ヴァン・ダム
時間: 106分
制作: 2002/米/アートポート、AMGエンタテインメント

(2011年1月29日:テレビで2010年に放映していたのを録画して視聴)

 

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タイタンの戦い 3D (2010)

Posted in 映画館 with tags on 2011/02/12 by Tak-One

3D版を2010年の春に新宿ピカデリーで観ました。

タイタンの戦い_2010

3D鑑賞しましたが、3D映画の特性が良く理解できていないようで、どういったアクションが起こっているのか視界の中で上手くはいっていなかったり、フレームレートと合っていない動きでガクガクして見えたりといったところもガッカリだったのですが、なによりも脚本もあまり優れているとは言えなかったですねぇ。 クラーケンが最初の方からどんな怪物か分かってしまっていたりして、相手が良く見えなくてどんな怪物かが分からないからこそドキドキ、ゾクゾクするっていう感じがまるでなかったように感じました。

それはメドゥーサとの戦いのシーンでも同様でした。 映画の全編を通して激しいアクションは随所にあるもののドタバタとしているシーンが次々と続いているだけで、徐々に盛り上がったり緊張感が増していったりといったことが感じられませんでした。

もしかしたら映像の見た目で感じたことは2D版であればそれ程のことはないのかもしれないです。 2Dでは良いけど3Dにすると視聴していて良い結果にならない場面もあるとσ(^^)は思っています。 画面に収まりきらないようなアップでの激しいアクションというのがその条件に該当するのではないのかと思っています。

あ…これはσ(^^)の経験からです。 自分でも3D撮影が出来るカメラで画像と映像を撮影することがあります。 そのときに上手く3Dで見て楽しめないのが、あまりに近接してアップになってしまったシーンです。 対象物の概ね全体が画面に収まるようにすること…、特にその対象物が早いスピードで動いているときにはあまり適切な状況にならないと感じています。

が…2D版は観ていないので実際はどうなのか分かりません。 2D版で違和感がなければ、3D映画作成に慣れていないから…という可能性もありますね。

タイタンの戦い @アマゾン

原題: CLASH OF THE TITANS
邦題: タイタンの戦い
監督: ルイ・ルテリエ
出演: サム・ワーシントン
出演: ジェマ・アータートン
時間: 106分
制作: 2010/米/ワーナー・ブラザーズ

タイタンの戦いだったら、コマ撮り撮影の特撮で有名なレイ・ハリーハウゼンが作成に携わった1981年に公開された「タイタンの戦い」の方がスクリプトも良くてドキドキ感も大きいし、怪物も今の特撮からするとカクカクした動きなのに2010年版よりも怖い感じが伝わって来ます。 勇者もより勇者らしく見えて2010年版よりも良かったように思います。

1981年版が公開されたときも映画館で観たことを思い出します。

タイタンの戦い_19xx

タイタンの戦い @アマゾン

あ、こちらが当時の「タイタンの戦い」です。

DVDで観ることも出来ます。 2010年版の「タイタンの戦い」を観て、他のバージョンも観てみたいなら是非約30年前に作られたコンピューターグラフィックがなかった時代の

(2010年春:新宿ピカデリーで鑑賞)

 

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GOEMON (2008)

Posted in テレビ with tags on 2011/02/11 by Tak-One

テレビ放映を録画して観ました。

2009_GOEMON

楽しめました。 いろいろと画像処理に対しては意見もありますけど、この雑誌の切り貼りを動かしているみたいな感じの動きは印象に残りますね。

2010年のアマチュアも参加可能なショートフィルムのコンテストでも似たような感じのイメージで作られた動画が数多く出ていました。 プロが時間と経験を投入して作るとこうなるよ…という良い見本のような映画でした。

ストーリーは…まぁ、あります…という感じです。 どちらかというと、その場面毎のビジュアルや音楽を楽しむというのがメインの映画なのかな…という印象を持ちました。

退屈じゃないし観ていて楽しいので映画としては良い出来だと思います。 まぁ…真剣に観るのは映像関係の仕事を将来目指している方々なのかな…。 フツーに観ているとそんなに中に没入して…という感じでもないかな…。 ただ、ゲーム的な画像が好きな人は没入できるかもしれないかも…と思いました。

仲間と楽しい時間を過ごしながら観るには楽しそうです。

GOEMON @アマゾン

2009_GOEMON-2

原題: GOEMON
監督: 紀里谷和明
出演: 江口洋介
出演: 大沢たかお
出演: 広末涼子
時間: 128分
制作: 2008/日・米/松竹・ワーナー

(2011年1月:テレビ放映を録画視聴)

 

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トランスポーター (2002)

Posted in テレビ with tags on 2011/02/10 by Tak-One

映画館で見逃しました。

2002_トランスポーターいやぁ…オトナ向けのアクション&ラブストーリーでした。 ジェイソン・ステイサム演じるなんでも運ぶ運び屋、トランスポーターのフランクは凄腕の運転テクニックを持っています。 お金さえ積まれれば犯罪組織であっても仕事を引き受けるけれども、もともとの契約で約束したこと…また自分が達成できると思うこと以外は引き受けない堅物な部分も持っている役柄です。

あるとき預かった荷物を運んでいるときに、その荷物の中には人間が入っていることに気づいてつい飲み物を与えてしまうことから、スー・チー演じるライとの関係が始まります。 ライの願いを聞いてみると…ライはフランクに嘘をついていたことが分かり…しかもフランクは命を狙われる羽目に…。

そのなかでライとフランクは一緒に行動をするうちに…とオトナな映画ですねぇ…直接ヌードなんかが出てこなくても何があったのかが分かるようになっています。

アクションシーンもむやみに派手だったりすることもなく、非現実的な街中でのドンパチではなくて田舎でいろんなことが起こるなど、とてもよい感じの出来でした。 

皆で楽しんで観ることのできるアクション映画としてお勧めです。

原題: THE TRANSPORTER
邦題: トランスポーター
監督: レイ・レテイエ
出演: ジェイソン・ステイサム
出演: スー・チー
時間: 93分
制作: 2002/仏・米/明日ミック・エース

トランスポーター @アマゾン

(2011年2月6日:テレビ放映を録画視聴)

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トランスポーター2 (2005)

Posted in テレビ with tags on 2011/02/09 by Tak-One

2作目が1作目を超えることは難しいですね。

2006_トランスポーター2なんだかトム・クルーズの出ているミッション・インポッシブルシリーズのような展開。 毒薬とその解毒剤を巡る攻防が話しの中心です。

悪役で出てくるケイト・ノタ演じる殺し屋の女性がスリムでセクシーなのがオトコとしては観ていて楽しいです。 ま…監督もそれを狙ったんでしょうねぇ。 出てくるときは毎回ショーツとブラだけ…しかも透けている下着だったりするシーンもあって男性へのサービス満点。

この女性のファンは、主演のジェイソン・ステイサムの活躍が観られればそれで楽しいんでしょうね。 今回のトランスポーター2では常にスーツを着用していて肉体美を拝めるシーンは全くといって良いほど無いのが残念ですね。(笑)

まぁ…この作品、ジェイソン・ステイサム以外は全部脇役ということですね。

最初の作品よりも派手なアクションもあるしガンファイトもあります。 でもなんだかどきどきはしませんでした。 最初の作品の方が、ほんのりオトナの恋心なんかも話しに入ってきていたこともあってオトナの映画でした。

トランスポーター2はどちらかというと中学生や高校生の女性の裸の直接的なイメージに興奮したり、目に見える派手なアクションに惹かれる年代の人向けかな…と思いました。

お酒を飲みながら友達の家で若者が観るには最高かもしれないです。

原題: TRANSPORTER 2
邦題: トランスポーター2
監督: ルイ・レテイエ
出演: ジェイソン・ステイサム
時間: 88分
制作: 2002/米/20世紀フォックス映画

トランスポーター2 @アマゾン

(2010年2月8日:テレビ放映を録画視聴)

 

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ディープエンド・オブ・オーシャン (1999)

Posted in テレビ with tags on 2011/02/08 by Tak-One

あまり期待しないで観ていたのですが…良かったです。

名前に騙されて海に潜るサスペンス物かはたまた海での冒険物語だと思って観ていたのです。 いや…全く内容は違いました。

1999_TheDeepEndOfTheOcean

サスペンス物だと思って見はじめたのです。 同窓会に出かけていって時にフロントで手続きをするちょっとの間に兄弟を2人だけにして目を離したら下の弟が居なくなってしまう…という出だしでした。 てっきりサスペンスだと思い込んでいたので違和感なくそのまま見続けていたのですが、事件は未解決のまま話しが進行してしまいました。

あらら…と思ったころに急展開…。

なんともうあきらめていた子供が大きくなったらこうなるだろうな…という想像にぴったりな少年が現れるのです。 ここからの話しがこの映画の素晴らしいところです。

それぞれの立場での思い…それぞれの立場での行動…そしてそのそれぞれの立場での行動によって他の人がどのように感じ反応をするのか…ということが丁寧に描かれています。 

結局映画を2回連続で観てしまった。

まぁ…シチュエーションというか偶然ができすぎていて、そのあたりがいかにも物語的な感じはあるのです。 まぁ…それも役者陣の演技や映画のカット割りでそれ程不自然には見えないようになっていました。

ヒューマンドラマが好きな方だったらDVDを手に入れて観るのも良いのではないでしょうか。

原題: The Deep End of the Ocean
邦題: ディープエンド・オブ・オーシャン
監督: ウール・グロスバード
出演: ミシェル・ファイファー
出演: トリート・ウィリアムズ
出演: ウーピー・ゴールドバーグ
時間: 108分
制作: 1999/米/ソニー・ピクチャーズ・エンタテイメント

1999_TheDeepEndOfTheOcean_DVD
ディープエンド・オブ・オーシャン @アマゾン

米国人の家族感が良く分かります。 日本のシナリオだとこういう結果にはならないように思いました。

とっても良いヒューマンドラマです。 お勧めです。

(2011年2月6日:テレビ放映を録画視聴)

 

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ブリジットジョーンズの日記 (2001)

Posted in DVD, 映画館 with tags on 2011/02/07 by Tak-One

いやぁ…これ面白い!

公開された時に映画館で観て気に入ったのでDVDを購入しました。

2001_ブリジットジョーンズの日記-4既にこのDVDは何回も観ています。 そうですねぇ、歴代3台のテレビに映し出して観ましたね。

今回久々に観てみたのですが…面白い。

言葉がおしゃれです。 単なるだじゃれじゃなかったり、冷やかしもそれなりに温かい心と知性が感じられる感じでヤジっぽい感じになっていないところが大好きです。

格闘シーンでも、周りで巻き込まれてしまう人達に挨拶をしながら…というところなんかも笑ってしまいます。 いかにも英国を笑いものにしつつも馬鹿にしていないというサジ加減がとても良好で大好きです。 尻軽の女性…後ろ姿しか出てこないのが日本人というのも…なんとも海外での日本人の捉えられ方が分かるような気がします。 でも…それもあまり悪意に聞こえないのが出演した俳優の方々の演技力とシナリオの成せる技なのでしょうか。

日本では今ひとつラブコメディって映画のジャンルとして確立していないように思うのです。 でもでも…アメリカの映画ではラブコメディは映画の1ジャンルとして多くの映画が作られているし内容も良い映画が中にはあります。 (ダメなのも多いですが…。)

このブリジットジョーンズの日記はラブコメディの中では大好きな作品です。

ブリジットに成りきるためにわざわざ体重を重くしてまでの役作りに励んだレニー・ゼルウィガーはその甲斐あって、この役すっぽりとはまっています。 キュートな動きも可愛くて素敵でした。

ラストのヒップラインは素敵でした。 綺麗な曲線は女性も男性もどちらの観客も魅了することだと思います。

しかし、ハリウッドの映画会社はこういうウィットの効いたオトナの恋物語を作るのが上手いですねぇ。

原題: BRIDGET JONES’S DIARY
邦題: ブリジットジョーンズの日記
監督: シャロン・マグワイア
出演: レニー・ゼルウィガー
出演: ヒュー・グラント
出演: コリン・ファース
時間: 97分
制作: 2001/米/ユニバーサル

2001_ブリジットジョーンズの日記_DVD

ブリジットジョーンズの日記 @アマゾン

直接的な単語を話さなくてもオトナの会話でエッチな話しの出来る人達向けのラブコメディとしては最高です。

直接的な刺激が欲しい方には…この良さが理解出来ないかもしれません…。(笑)

(2001年:映画館で鑑賞)
(2011年2月5日にDVD鑑賞)

 

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