4月, 2015 のアーカイブ

バードマン (2014)

Posted in 映画館 with tags , , , on 2015/04/28 by Tak-One

ユナイテッドシネマとしまえんで観ました。
これ…お勧めです。

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バードマン (2014) ポスター

2015年3月のアカデミー賞レースでも話題になっていたマイケル・キートン主演の映画、バードマンです。エマ・ストーンエドワード・ノートン、と脇役も素晴らしい顔触れ。
演技だけでなく、撮影、シナリオ、編集、音響のどれもが素晴らしかったです。

殆ど全編がワンカット撮影な感じなことが話題になっていますが、普通に撮影したように自然だけど、特殊効果を使わなければ無理なシーンがさりげなく出て来たりしていて業界の人々が喝采するのも分かります。例えば、鏡の正面から撮影していて、手持ちカメラの揺れがあって移動しているのにも関わらず鏡には登場人物以外は何も写っていないシーンなんかはとても自然に見えました。現実にはカメラ&カメラマン、照明担当者等々が映り込むはずなんですけど…。
登場する人物も少なく、場面も劇場の楽屋、舞台、劇場脇のバー、そして劇場正面&楽屋口なのにテンポの良いシーン切り替え(シームレスなワンカットに見えるんだけど…)、ちょっと洒落た台詞、クスッと笑えるシーンが程よくブレンドされていてオープニングからクロージングまで全くスローダウンする部分がありません。

自分の作り上げた世界(作品)は自分そのものだった事に気が付くシーン、毛嫌いしていたネットの世界での皆がやっていることと自分がネットを使わないで行っている事が実は同じ事だということに気が付くシーン、、誰もが自分中心で生きているという事が表現されているシーン、演劇関係者の映画関係者に対する屈折した思いが吐露されているシーン…などなどイロイロな要素が盛り沢山なのにそれぞれのシーンで主張したい想いがキチンと伝わってきます。シナリオと演技もですが、編集そしてそれに先立つスクリプトと撮影も素晴らしいのでしょう。バックグラウンドにはドラムだけが流れるシーン、音楽というよりオーケストラがチューニングしているだけの音が流れるシーン…とそれぞれの場面にピッタリです。

エンドタイトルのフォントに至るまで文句の付け所の無い作品です。

現実と妄想を行き来する感じは、ロイ・シャイダー主演のAll That Jazz を観た時に私の中の沸き上がってきた感情に似てました。
All that jazzはDVDを何回も観た好きな映画です。バードマンも何回も繰り返し観る映画になりそうです。

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ジュピター (2015)

Posted in Uncategorized with tags , , , on 2015/04/11 by Tak-One

ユナイテッドシネマとしまえん 3D IMAXで観ました。

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マトリックス・シリーズを監督したウォシャウスキー兄弟が監督の作品ということで、期待しすぎていたのでしょうか…。
画像・映像は素晴らしいけど、先が読める平板なストーリーに、シーン毎の展開も似たようなところが多くてアクションシーン以外はちょっと退屈。でも、救いはアクションの無い展開が少なかったこと…。

とはいえ、3D IMAXで観て、料金分は楽しんだなぁ。
宇宙を支配する人類の財産権に絡む兄弟ゲンカに巻き込まれ、地球の命運も絡んでくるんだけど主人公のジュピターが下す判断があまりに短絡的で彼女の行動には感情移入は出来なかったな。ジュピターの行動や判断に、「そうそう!」って思って同意できる人ってどの位居るのかが気になるなぁ。

もしかしたら、私が例外的なんてことはないよな。

所有権を相手に渡したら、地上の人類を全面させようとしている相手に対して自分から出した条件が、拘束されている家族と私を地上の自宅に返してくれるなら所有権を渡す…って、交渉の条件おかしくないか…。

もっと細部を詰めれば良い映画になりそうなのに、スクリプトがいけないのか、シナリオがいけないのかは分からないけど、なんだか十分に練らないで映画の作製に入っちゃったのかな…というところが目に付きました。

大画面でアクション観るには楽しい映画ですよー!
観るなら3D、出来ればIMAXがお勧めです。

プリデスティネーション (2014)

Posted in 映画館 with tags , , , on 2015/04/04 by Tak-One

ユナイテッドシネマとしまえんで観ました。
タイムトラベル物としてはストーリーは凝ってます。でも、バック・トゥ・ザ・フューチャーのようなワクワク感や爽快感は味わえなかったです。

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見終わった後に心に残るなんとも切なくそして無力感を覚える感覚は「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」を見終わった時と似ていた気がします。

SFを良く読んでいる人、タイムトラベル関連の映画やドラマを良く見ている人は最初のシーンと、バーの客が話を始めた時に粗筋は分かってしまうでしょう。残りは答え合わせというか、粗筋に対しての詳細を確認する…という感じかな…。

逆にタイムパラドックスやSFに馴染みが無い人にとっては最後まで観ても、結局何なの?…と感じてしまうかも知れないです。

パラドックスとしては面白いけど…タイムトラベルが出来るデバイスを開発し、各種の準備を行う組織は何を目的に行動してるのかということが、全く不明です。

アイデア自体は良いけど…ストーリーの組み立てというか、状況設定が納得出来ないというか、観た後でモヤモヤが残る映画でした。
期待してた程の楽しさは無かったです。