2006 のアーカイブ

初恋 (2006)

Posted in CATV with tags on 2011/03/09 by Tak-One

公開当時に観に行きたい…と思っていた映画でした。

2006_初恋今回はケーブル・テレビ(CATV)のビデオ・オン・デマンソ(VOD)で観ました。 う~ん、映画館まで行くほどの作品ではなかったかな…。

1970~80年代の映画を観ているような時間の停滞感…つまり、シーンとシーンのつなぎや、シーンの中での動きでゆったりとしたうねりも感じられない場面が多かったのが残念です。 うまくシーンが繋がれていた部分もあったのにどうしたんでしょう。

想像するのは、撮影したシーンを編集する際に上手く切ることが出来なかったのではないでしょうか。 観ていて…、このシーンは最初の方要らないよななんて思うようなシーンが多かったです。

セットも当時のジャズ喫茶的店か飲み屋を再現するなら、あまりにも広々としているし音楽も小さな音でバックグラウンドになっていて…なんだか違う感じです。 映画というよりもテレビ的なセットの作りでした。

宮崎あおいさんの可愛さだけではカバーできない感じでしたね。

それにしても、もうちょっと体格の良い女優さんで作った方がリアルだったのに…やっぱり女優さんで観客を呼ぶことに拘ってしまったのでしょうか…。

あと気になったのは、あまりにストーリーに無関係にいっぱい人が出てきたり…無意味に暴れたり…無意味に女性の裸が出てきたり…これって日本の映画のお約束なのでしょうかなぇ…。 日本の映画を観て思うことが多いのですけどね…。

ケーブルやレンタルで、お茶しながら観るぐらいで丁度良いかも…。

原題: 初恋
監督: 塙幸成
出演: 宮崎あおい as みすず
出演: 小出恵介 as 岸
時間: 114分
制作: 2006/日本

(2011年3月8日:CATVのVODで観ました)

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毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト (2006)

Posted in CATV with tags on 2011/03/08 by Tak-One

ケーブルテレビで観ました…。

2006_毛皮のエロス-overseas-posterこの映画…日本でも公開されていたのかな…。 知らなかった。 知っていたら観に行っていたな。

ニコール・キッドマン大好きなんですよね。 綺麗だけど…エロティックな感じもして大好きな女優さんです。

そのニコール・キッドマンがカメラマン(カメラウーマン?)を演じています。 話しは実在していたダイアン・アーバスという女性カメラマンの人生にこういうことがあったのではないか…という想像を膨らませてストーリーを作ったということです。 だから伝記的な描写でも実際に起こったことでも無い…と映画の冒頭で注意書きが流れます。

ニコール・キッドマン演じるダイアン・アーバスはカメラマンの妻であり助手をして暮らしていました。 ダイアンは自分の生活に閉塞感を感じていてバルコニーでドレスをはだけてみたりと性的な欲求にも同時に閉塞感を覚えていたようです。

2006_毛皮のエロス-Nicole夫に勧められてカメラで写真を撮ることを始めます。 が…なかなかカメラを手にすることはありませんでした。

ふと窓から同じアパートに越してきた人をみかけると…その人はマスクをかぶり前進を隠すような風体でつい見とれてしました。 徐々に彼と仲良くなっていきます。

彼は自分の体の特異性を生かしカツラを売ることで生計をどうやらたてているようです。 カツラは生きている人…、生きていない人の死後の世界への旅立ちの為…といろいろです。 彼の希望で彼女は夫や子供達に彼を紹介します。

彼に徐々に惹かれて付き合いを深めていくと彼の知り合いの様々な性癖を持つ人達と知り合うようになります。 彼女にとっては違和感がないのですが、夫をはじめとする家族は付いていけない状況になってしまいます。

彼女は自分が撮影した写真を誰にも見せませんでした。 というのもそういう普通ではない人びとの写真ばかりを撮っていたからです。

もともと彼女も夫も上流階級社会の生まれです。 彼のような人や性的に普通とは違う嗜好の人達を受け入れることは出来なかったのです。

この映画…冒頭からかなり日本ではボカシを入れることなく上映は出来ないシーンが映し出されます。 ボカシが入っている方が不自然な感じが私にはしました。

ニコール・キッドマン…売れてもなお挑戦的な映画に出演するなんてファンにとってはなんて嬉しい事でしょう。 しかも…彼女は綺麗で素晴らしいし、芸術的だったり…ストーリーが素晴らしい映画をきちんと選んでいるところがニコール・キッドマンが素晴らしい女優だと思うところです。

しかし…素晴らしく綺麗で官能的な表情と体を持ってます…ニコール・キッドマン。

2006_毛皮のエロス-ポスター

どう考えても子供向きではないし…家族向けの映画でもないです。 大人が官能の世界を感じるための映画といっても良いでしょう。

いやぁ…男性がロバート・ダウニー・Jrだとは最後まで分からなかったですよ…。

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2006_毛皮のエロス-overseas-poster

原題: Fur: An Imaginary Portrait of Diane Arbus
邦題: 毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト
監督: スティーヴン・シャインバーグ
出演: ニコール/キッドマン
出演: ロバート・ダウニー・Jr
時間: 122分
制作: 2006/アメリカ

心も大人のカップル向けの映画です。 

(2011年3月7日:VODで観ました)

 

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ディテクティブ (2006) ネタバレあり

Posted in テレビ with tags on 2011/02/14 by Tak-One

ジャン・クロード・バンダム主演のアクション映画です。 

2007_ディテクティブ_1いやぁ…、これって刑事?

普通の民間の方をボコボコにしたり、仲間を裏切ったり…、しかもかなり都合の良い展開。 こんなに普通に生活というか仕事をもくもくとしているだけの人をボコボコにしていたら、問題いっぱいで免職になっているんじゃないかと思うんだけどなぁ。

自分は撃たれても回復するけど相手はすぐ倒れるし、銃を抜いてこちらに向かってくる相手に対してショットガンでフツーに勝ってしまうし、敵はというと自分以外の登場人物はバシバシと殺害してしまうのに主人公だけは殺すことないという展開。 まぁ…あまりそれだけでは…ということでしょうか…、途中で敵に捕まって拘束されてしまいます。 

その後でジャン・クロード・バンダムも喉から頭にかけて銃弾を受けます。 ストーリーの展開からは拘束しておく意味もないと思うんだけど…。 あ…撃たれた後の展開もなんとなく予想の出来る感じですよ…。(笑)

ま…、彼のプロモーション映画って感じかな…。

バンバンと撃ちまくって、銃撃戦で敵の弾を上手く全部よけながら、自分の撃った弾は敵に的確に命中する…というストーリーよりもシーンのシチュエーションを楽しみにするのには良い映画です。

2007_ディテクティブ

ディテクティブ @アマゾン

原題: Until Death
邦題: ディテクティブ
監督: サイモン・フェローズ
出演: ジャン=クロード・ヴァン・ダム
時間: 106分
制作: 2002/米/アートポート、AMGエンタテインメント

(2011年1月29日:テレビで2010年に放映していたのを録画して視聴)

 

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ラスト・ホリデイ (2006) ネタバレあり

Posted in テレビ with tags on 2011/01/23 by Tak-One

楽しいクイーン・ラティファが主演のコメディ。 気軽にちょっと時間が空いた時間に観るのにお勧めです。

以前、1回ケーブルテレビで観たことがあります。 今回は題名を聞いてもそれを思い出さないでいて、見始めてしばらくしてから「あ…、この映画観たことあるっ!」って気がつきました。 前に観たときも楽しめたので、今回も最後まで楽しみました。

2006_ラスト・ホリデイ

こういう見ていて楽しくなるコメディは良いですね。 最近の日本の映画界はコメディ映画を作るのが上手ではなくなっているように思います。 ギャグ満載の映画はあるのですが、こういう観ていて心温まるようなコメディ映画こそが地味だけど映画館に人を呼ぶのではないかな…なんて思います。 日本映画の黄金期にはこういうコメディ映画も多数作られていたのではないでしょうか…、社長シリーズ、車掌シリーズ、若大将シリーズなどなどすぐにいくつも思いつきます。 派手な画像と派手なギャグではなくてコメディについてもっと真剣に取り組んでも良いのではないかと感じています。

さて…、映画の内容はというと…、主人公はデパートで働いているけど不満ばかりの毎日。 会社の経営者は利益のみを求めるような感じだし、上司は部下のことを締め付けるだけ…。 そんな暮らしのささやかな楽しみは同じ職場に憧れの彼が居ることです。 なかなか言い出せない恋心は実は彼も同じで、なかなか彼女をデートに誘うことも出来ません。

ふとしたことから検査を受けたら、寿命がもう少ししかない病気にかかっていることが分かります。 手術しようにも自己負担になると言われ、それなら…と年金を全部引き出してあこがれの料理人の料理を食べに最後の旅(Last Holiday)に旅立ちます。 最後の旅なので自分のやりたかった夢を現実に…と思い普通だったら出来ないことにも次々とチャレンジすることになります。

高級ホテルのスイートに泊まり、憧れのシェフの料理を食べて、ぱーっとお金を使って一生を終わるつもりでした。 同じホテルに滞在している政治家、デパートの経営者などに勘違いをされてしまい、いろいろな出来事に巻き込まれます。 ここからがコメディの展開です。 楽しい…。 カジノに行くと適当にかけていただけなのにめちゃくちゃ勝ってしまって、お金をつかうどころかこれまでの滞在費なんて軽く超える程、お金が増えてしまいます。

同じホテルには、自分が勤めていたデパートの経営者、同地域の議員なんかが泊まっていて…勘違いから生じるコミカルな出来事も楽しいです。 やりとりはオトナ向けの会話もあります。 でも…汚い言葉でのやりとりではなく、あくまで穏やかな言葉でアダルトな内容を話す…というアメリカの大人の会話でした。 日本語訳はいまいちな感じでしたけど…まぁ…仕方ないことでしょうか。

クイーン・ラティファ、LL・クール・J などなどが出演しているちょっと豪華な顔ぶれの映画でした。 日本で公開されていたのかな? 記憶に無いけど…。

楽しい映画を観たいぞ!という方にお勧めですよ。

(2010年1月23日ケーブルテレビで視聴)

 

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ザ・スナイパー (2006)

Posted in テレビ with tags on 2011/01/11 by Tak-One

モーガン・フリーマン、ジョン・キューザックと豪華な顔ぶれなのに日本未公開の映画です。

2011年1月11日火曜日にテレビで放映されていたのを録画して会社から帰ってから観ました。

ザ・スナイパーストーリーはアメリカのテレビ用映画なんかでよく見かける、山に入ったらトラブルに巻き込まれてしまうというタイプです。 さすがに広い国土で国立公園(National Park)でさえも広大に広がっている国ならではのストーリー展開です。

日本だと銃声がしても誰にも聞こえないような山中なんていうのは気軽にハイキングに行けないし、だいたいそんな場所にハイキング用のトレイルが作ってあったら他にもハイキングや登山をしている人が居て誰にも銃声を聞かれないで…ということにはなかなかならないです。 そういう面からもこの映画で描かれているようなシチュエーションは日本では一部の地域を除いてなかなかないのでは…と思います。

アメリカだと有名なグランドキャニオンでさえもメインの人が多いところからちょっと離れてしまうと全く人に会わない状態になりますし、それ程の人気のある場所でなければちょっと道を外れたら誰にも会わないということは良くあります。 グランドキャニオンでさえも少々道を外れると日本では信じられないほどの誰も居ない状態になってしまいます。

そんな広大なアメリカでハイキングに出た親子が川を渡るときに溺れかけた2人を助けたのがきっかけで危ない追跡劇に巻き込まれてしまいます。

ハイキングに出た親子の父親がジョン・キューザック、川で溺れかけていたうちの1人がモーガン・フリーマンです。 この2人の演技力があまり生かされていない感じで何故この2人をキャスティングしたんだろう?という感じでした。

展開もこの手の物語で良くあるパターンだったりします。 

ま…楽しめましたけどね。

ザ・スナイパー @アマゾン

(2011年1月11日視聴)

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