ウエスト・サイド・ストーリー (2021)

Posted in 映画館 with tags , , , , on 2022/02/15 by Tak-One

シェイクスピアのロミオとジュリエットをアイデアの元にして1950年代のニューヨークにを舞台としたストーリーにしたミュージカルを映画化した作品です。

マンハッタン島の西側にあたるリンカーン地域の再開発が進行する中、ヨーロッパから移民、そしてプエルトリコからの移民の間での対立とその狭間に立たされる恋人同士が描かれています。

ロミオとジュリエットのストーリーは家柄の違いということでなく所属するグループの違いであればドコにでもありうる話という事がモトモトのミュージカルのポイントだったのではないかと思います。

この映画では、ヨーロッパからの移民者、ぷからの移民者のどちらもが、彼らが移住する前の住人から見ると同じ移民者と括られるという視点や、同じ移民者の中でも他と対立するのではなく平穏に暮らしている人から見ると暴力的な対立者は迷惑な存在となっていることがチラリと描かれていました。

スティーブンス・スピルバーグ監督は声高に主張はしないものの、事がうまく運ばないからと暴れたりヤケになったりすることに反対しているというのが伝わってくる映画でした。

鮮やかな色合いで映像は現代的なのに色調が1950年代を感じさせる絶妙な色調がキレイに映えていました。

街の風景、ダンス、そして音楽を堪能するには映画館で観るのがお勧めです。

ゴーストバスターズ アフターライフ (20)

Posted in 映画館 with tags , , , , , , , , , on 2022/02/10 by Tak-One

隙がない創り込まれた映画でした。

これまでの作品を観ているファンも、今までの作品なんて全く観てない観客も楽しめる映画になってます。

ゴーストバスターズが過去の出来事になった2021年にオリジナルのゴーストバスターズメンバーの孫が活躍します。

なんといっても気になったのは普通に運転して免許も取得出来ない運転手が運転して飛ばしてる車の横に飛び出るシートに座っていていつどこかにぶつかるかヒヤヒヤしていたシーンです。

前の作品を観たファンにとっては観ていて楽しい小ネタが仕込んであります。

これまでの作品よりもゴーストの真剣さ(?)がシリアスになっていて恐いシーンもあります。

単なる楽しいオバケ映画では無く少しゾクッとするような要素が加わっていたのがこれまでのゴーストバスターズ映画とは違うな…と感じました。

大きな画面、つまり映画館で観ると楽しみがより大きくなる映画だと思います。

ファミリー、カップルなど広くお勧めな映画です!

ミラクルシティコザ (20)

Posted in 映画館 with tags , , , on 2022/02/09 by Tak-One

沖縄のコザと呼ばれる地域でのファンタジーです。

沖縄が第2次世界対戦後、アメリカに接収されまた日本に変換される前のコザと現在が50年の時を経て繋がります。

日本への変換前は、アメリカそのものなので通貨はドル、車は右側通行(当然車は左ハンドルが標準)といった時代でした。

その時代にコザで音楽していた祖父、ハルとそほ孫の翔太が物語の中心です。

翔太が50年前にタイムスリップし、祖父の体に宿るという設定ですから、現代の翔太、現代のヒロ(祖父)、過去の祖父、過去の祖父だけど中身は翔太、というキャラクターが出てきます。

バンドメンバーにも現代と50年前の容貌があってというように上手くストーリーを組み立てて編集をしないと訳の分からない映画になってしまいそうな設定です。

パキッ…と分かりやすくというところまで整理されてなくて編集や構成に迷いがあるような部分もあるものの物語の分かりにくさはありませんでした。

役者の技量がシャウトする場面で分かってしまいますね。

桐谷健太さんはどんなに叫んだり感情的になっても何を言っているのかがハッキリと分かるのですが、叫びだすと何を言ってるのかまるで分からない役者さんもいたのが残念な感じです。

沖縄からなんで数多くのアーティストが生まれてきたかという理由が垣間見える映画になってました。

最後に出てくる実際のコザのバンドの演奏がカッコイイです!

シチリアを征服したクマ王国の物語 (2019)

Posted in 映画館 with tags , , , , , on 2022/02/08 by Tak-One

イタリアの絵本がフランスで映画化された作品です。

ともかくキレイでカワイイ!

クマと人とが共存することもあるというファンタジーです。

最初から毒があり、人間は相手を敵対的だと想定して軍備を固めて進み、クマは相手を友好的だと想定して無防備に進んでいきます。

しかし、その後の展開で人間とクマが一緒に暮らし始めるところまでが前半。

恐らく原作は子供向けだけど単に悪い事は止めましょうとか、誰とでも仲良くしましょう、なんていう単なる綺麗事になっていないところが大人でも楽しめます。

原作も読んでみたいと思いました。

でも、原作をの表紙を見る限り映画のクマの方が好きだなぁ…。

日本やアメリカのアニメーションとは違うデザインがオシャレで色彩の綺麗で、光の陰影表現が巧みな映画でした。

99.9 刑事専門弁護士 (2021)

Posted in 映画館 with tags , , , , , , , , , , , , , on 2022/02/07 by Tak-One

コメディタッチの弁護士ストーリー…ですが、法廷シーンや法的な解釈の要素は少なく簡潔な展開です。

松本潤が主演の弁護士、深山大翔を演じ、同じ弁護士事務所の仲間を香川照之、杉咲花、片桐仁、馬場園梓マギーが演じています。

ミステリー仕立てですが推理を楽しむというよりも役者さんのファンが演技を楽しむことに主眼を置いているような感じでした。

主要登場人物以外は人物設定が平凡な感じで全てのキャラクターの実在感があまりないのが残念でした。

実際にクライアントと話したりして弁護士の法的な知識や実際と法令・判例などを参照して解決するということは少ないです。

問題解決を依頼された私立探偵でも成立する程度のストーリー展開なので本格的な弁護士物語を期待すると肩透かしをくらうかもしれません。

テレビ番組のファンにとっては堪らない映画になっていると思います。

クライ・マッチョ (2021)

Posted in 映画館 with tags , , , , on 2022/02/06 by Tak-One

いろいろな要素が上手く詰め込んである映画でした。

親子、恋愛、友人、動物…それぞれ対象に対しての愛情があってもその形は違います。

そしてその関係毎に関係性は異なるという事を押し付けがましくなくサラリと描かれているあたりは熟練したクリント・イーストウッドならではという感じました。

昔はロデオで何回もチャンピオンになったことのある男とティーンエージャーがお互いに歩み寄っていく感じが良い感じです。

お互いに正直に相手に接して嘘をつかないという事がとても重要だとイロイロな場面で出てきます。

確かに日本以上にアメリカでは嘘をつかないということは重要で、社交辞令で本心に無いことを口走ってしまうと、実際信用を失ってしまいます。

嘘も方便…は日本以外では通じない事が多いように感じます。

友情を得るにはどのような行動が必要かということをシッカリと表している映画でした。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イブニング・サン別冊 (2021)

Posted in 映画館 with tags , , , , , , on 2022/02/04 by Tak-One

大人向けの絵本をそのまま動画にしたような映画でした。

恐らく、アメリカの日曜版新聞を購入すると一緒に付いてくる別冊の読み物…という設定なのだと思います。

アメリカに1990年代前半に住んでいた時に驚いたのは日曜版の豪華さでした。

日本の新聞で正月版はかなり紙面が多いですが、当時のアメリカの新聞の日曜版はそれよりも遥かに多く分厚いモノでした。

平日の新聞は日本の新聞と大差ないのですが、日曜版は金融、政治、車、住宅などそれぞれの分野が別冊の新聞になっていて内容もかなり濃い記事が多かったです。

そして雑誌のような体裁の新聞のどのジャンルにも属さないような読み物が付属してました。

その映画はカンザス・イブニング・サンという新聞の日曜版に付属するザ・リバティという別冊のフランスからの時事ネタなどの読み物が掲載されている冊子の終焉の物語となっているのでしょう。

編集部のあるフランスの街並みを始め、どのシーンも現実感の無い絵本的な色彩になっていると感じました。

全体でのストーリーは特にある訳では無く冊子に掲載されているようなエピソードの連続で構成されています。

新聞自体の存在意義が問われ、紙からインターネット上でのニュース閲覧に移行している時代に冊子の終焉を描いたこの映画は、新聞の日曜版に対してのお別れのようであり、ノスタルジックな思いを表しているようであり、見方によってはブラックジョークのようでもあると感じました。

エピソード毎に表現方法も違っていて大人無形ファンタジーといったところでしょうか…

それぞれのエピソードを雑誌を読むときみたいに、その場面場面で少しの楽しみを感じている時間そのもので幸福感を得るような映画です。

クレッシェンド 音楽の架け橋 (2019)

Posted in 映画館 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , , on 2022/02/03 by Tak-One

紛争地域の平和はなかなか簡単にはもたらされることは無い…ということを音楽を通じて表現してます。

ダニエル・バレンボイムという実在の指揮者がエドワード・サイードという米文学者と1999年に設立したウェスト=イースタン・ディバン管弦楽団をモデルとした映画です。

パレスチナとイスラエルは過去から現在に至る宗教的、そして争いによる犠牲者に対する思いなどで対立関係にあります。

その2つの地域の若者で構成されたオーケストラで演奏会を開催を企画した指揮者と実行時での出来事こ映画になっています。

クレッシェンド…音楽用語で徐々に大きく盛り上がるような演奏をする時に楽譜に書かれています。

平和への思いが徐々に心の中で盛り上がって欲しい…という思いなのでしょうか。

音楽を取り扱った映画なのに監督やフィルムの編集をした関係者に器楽演奏についての知識を持っている方はいなかったのでしょうか。

演奏の映像、指使いやブレス(息継ぎ)などと演奏しているはずの音楽が全く合ってません。

キチンとシンクロしているシーンもあります…バイオリンのソロのシーン、パーカションのスティックが映るシーン、ピアノを弾くシーンなどはちゃんと音楽と映像がシンクロしてました。

指揮者も指揮をしているようには見えなくて指揮をしているシーンでは巨匠というよりプロの指揮者には見えません。

これでは盛り上がる気分も盛り上がりません。

音楽を題材にした映画の場合は器楽演奏についても見る目のある人を制作陣に入れておいて欲しいです。

おそらくイスラエルとパレスチナの問題に若者たちと指揮者がどのように向き合うかということにフォーカスするあまり他のことにはあまり映画製作者は関心が薄かったのでしょう。

良い映画だけに残念です。

パレスチナとイスラエルの抱える問題は若者にどのような影響を与え若者たちがどのような状態に置かれているのか考えるには良い映画だと思います。

シルクロード.com 史上最大の闇サイト (2020)

Posted in 映画館 with tags , , , , , , , , , , on 2022/02/02 by Tak-One

実話を元にした映画…ですがコノ事件は記憶にないですねぇ…。

コンピュータやネットワーク(これらはそれぞれ異なる知識が必要)に無知な若者が数ヶ月で作り上げた…という時点で眉唾な感じがします。

主人公のバックグラウンドというか持っている性格と能力は集中して1つの事に打ち込むとかなり高いレベルにまで達することが出来るというシーンがありましたが、それにしても2013年の段階では秘匿サイトのコードを数カ月後に記述して捜査当局が探知できないというのはホンマかいな…。

情報処理系を学び仕事でも触れていたせいか実話の部分というのは物語のアイデアを思いついたきっかけということなのかなぁ…などと勘ぐってしまいました。

閑話休題…薬物を始めマトモなサイトでは販売出来ない商品取引が出来るサイトを立ち上げた人と、それを追いかける側の物語です。

追いかける方はメインの担当部隊では無く、周りから期待されていないテクノロジーに疎い刑事の活躍にフォーカスされていたのが面白いです。

サイバー犯罪でもやり取り(メール、チャット、メッセージなど)は刑事としての経験が役立つ部分で犯罪は人間が行っている限りITの知識だけじゃ足りないんだな…という事が理解しやすい映画です。

スティルウォーター (2021)

Posted in 映画館 with tags , , , , , , , , on 2022/02/01 by Tak-One

フランスに留学した娘が殺人の容疑として逮捕され裁判の結果が有罪となってしまった状況の肉体労働者の物語です。

映画のフォーカスが娘の犯罪は冤罪なのかどうかを描くのか、娘の主張を追いかける私立探偵のような父親の活躍を描くのか、英語が通じない環境で心を許す人が出てくるところを描くのか、どれもあと少しという感じではあるものの全体としては何とか収まるところに収まっている映画です。

肉体労働者というのはこの映画の設定だと不法滞在者になってしまうように思うのですが、どうなっているのでしょう。

アメリカのブルーワーカー(肉体労働者)の収入だと娘のフランスへの留学とか度々フランスまで面会に行くのは経済的にかなりキツそうなんだけどなぁ…とも思いました。

娘の犯罪についても描写も多くないので終盤になるまで娘が何をしたのかさえも明らかになりません。

どれかの要素を深く掘り下げるか、各登場人物の人物像についてどのような背景でどんな行動を起こしたかが分かると良かったのかもしれません。

既に2時間超えの映画なのでイロイロと既にカットしてこの形になったのかな…

観ていて飽きることも無いし、特に冗長なところも無いのに何故か散漫な印象が残ってしまう映画です。

様々な要素が混在して進行する映画が好きな方向けです。

前科者 (2022)

Posted in 映画館 with tags , , , , , , , , , , , , , on 2022/01/31 by Tak-One

あまり注目を浴びることの無い保護司が主人公の映画です…が、映画の題名にあるように真の主人公は殺人によって懲役刑を受けたことのある男性です。

有村架純がカワイイとかキレイでは無く素朴で実直な保護司を演じています。

普段の顔つき、笑顔などが他の多くの作品で見る事のできるカワイイ・キレイというのとは違っていて、しかも自然なので役者さんなんだなぁ…。

保護司は無休なので生活の糧としてコンビニエンスストアで働いています。

担当している人の中には職場を休みがちな人もいますし、真面目に勤務を続け雇用者からよい印象を持たれている人もいます。

目立つアクションはありませんが作中では殺人事件の現場が表現されていてショッキングなシーンもあります。

警察、弁護士、保護司の犯罪者にたいする立場の違い、役所の福祉課との関連など自分が経験して無い場合には馴染みのない場合も多そうな事がスッと頭に入ってきます。

日本の福祉制度について詳しくは語ることはありませんが、各立場における役割についてはザックリと理解できるように作られています。

日本の映画でよく感じる事のある、無意味なカットやシーンがこの映画にもあるように思いました。

もう少し上映時間が短いと良いと感じました。

保護司の仕事、犯罪者の更生について本を読む事なく知ることの出来る貴重な映画だと思います。

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド (2020)

Posted in 映画館 with tags , , , , , , , on 2022/01/30 by Tak-One

ロボットが見た目も話し方も人間に近くなったら人間はどんな反応をするのか…というテーマの映画です。

マレン・エルゲットが演じる楔形文字の研究者はロボットと3週間過ごす実験に参加する10人のひとり。

ダン・スティーブンスが演じるロボットは研究者の好みで外見も正確も設定されています。

ロボットは彼女が幸せを最大化させるようにプログラムされています。

ところが彼女は大多数の女性が好むことを必ずしも好きではないので、彼(ロボット)が彼女が喜ぶだろうと行動しても気に入らない事が多いです。

ロボットをあくまで機械としてしかみることが出来ないし幸福感もあまり感じることの出来ないギクシャクした生活をスタートさせます。

この映画はロボットと人間のカップルですが、生活習慣の違いでギクシャクするというのは人間同士のカップルでも良くある事のように思います。

それを乗り越えることが出来るかどうかが人間同士の場合には重要で、乗り越えられないと別れることになってしまいます。

ロボットと人間のカップルの場合でも機械であるロボットと人間の両方が歩み寄ることが出来ないと関係は続いていかないという事がテーマなのでしょう。

これからコンパニオン適菜役割を果たすロボットが多数開発されていくと考えています。

そのような状況でどのように人間はコンパニオン・ロボットと付き合っていくのか現実世界でも生じる事象への問題提起をしている優れた映画だと思います。

将来はこの映画みたいな組合せのカップルも多くなるんだろうなぁ…と思わされる映画でした。

ロボットとの恋愛に興味がある方にお勧めの映画です。

ザ・ミスフィッツ (2021)

Posted in 映画館 with tags , , , , , , on 2022/01/29 by Tak-One

撮影や編集がきちんとしていて演技やアクションも申し分のないB級映画感あふれる映画です。

主演はピアース・ブロスナンが演じる、リチャード・ペイス…腕利きの泥棒、そして脱獄の名人。

自称どこかの国の王子のラミ・ジェイバーが演じるプリンス、格闘というか男を倒すことを喜びとしているジェイミー・チャンが演じるバイオレットなどがチームを組んで活躍するという出だしです。

なんで手を組んだのかとか誰が資金源なのかということはサッパリ分からないまま物語が展開していきます。

こういうところ嫌いじゃないし、映画の長さが気軽に観るのに良い感じです。

堅苦しいことは考えないで物語の展開とアクションシーンを楽しめる人向けの映画だと感じました。

ドュバイの首都アブダビの風景や砂漠の風景を堪能したい方にお勧めです…。

コーダ あいのうた (2021)

Posted in 映画館 with tags , , , , , , on 2022/01/28 by Tak-One

聾者(耳の聞こえない人)の家族に唯一の健常者と3人の聾者(兄、母、父)との物語です。

エミリア・ジョーンズが演じる家族唯一の健常者ルビーは日本での高校3年生…卒業後の進路について考える頃です。

ボストン南部の港町で早朝から父と兄と共に漁船に乗り船舶無線や他の漁師との会話を聾者と健常者との間で通訳をしています。

漁船では大きな声で歌ったりしていて歌うことが好きだけど他の家族は耳が聴こえないので歌を歌っていることなど全く知らないでいました。

コーラスのクラスで歌が上手いことを見出されポプュラー音楽の名門校の受験を考え始めますが…という状況になります。

年齢的に恋、将来、家族のことが気になる上にイロイロと迷いの出る時期です。

ルビーの思い、家族各人の思いがすれ違ったり一致したりという家族の物語、そしてルビーの青春物語になってます。

それぞれのシーンが丁寧に撮影されていて、それでいて物語が停滞したり無駄な映画作成者の独りよがりな長回しシーンなどもなく淡々と時が経過していきます。

以前、日本手話を数年に渡り習っていたこともあってアメリカの手話、ASL (American Sign Lamguage) と似ているところも少しはあるんだなぁ…などとも思いました。

表現が口話と比較して手話の方が直截的なところも日本語と英語で共通してるんだな…とALSなど何も分からないけど伝わってきました。

ルビー役のエミリア・ジョーンズは本当に歌が上手い!

場面ごとの歌の歌い分けが見事!

耳の聴こえない聾者が歌が上手いことを理解していく様子を描くのが上手い!

ファミリー映画としてとても良いです…是非音の良い映画館か自宅であれば良いスピーカーで観るのをお勧めします。

ハウス・オブ・グッチ (2021)

Posted in 映画館 with tags , , , , , , , , on 2022/01/27 by Tak-One

グッチ…というブランドを擁する家族の物語です。

パーティでたまたまグッチ一族の青年マウリツィオと知り合った女性がグッチ一族に加わりグッチというブランドを手中に収める野望を実行に移していった実話をベースにした映画です。

その女性パトリツィアを演じるのがレディ・ガガです。

これがなかなかピッタリな感じでハマってる感じでした。

アダム・ドライバー演じるマウリツィオも女性の押しに弱い青年にピッタリな演技でした。

実話ベースなので結末は知っている場合も多いと思いますが何ともモヤッとした思いが残ります。

ファッション好きなら映画に登場する洋服や小物に目が行くことでしょう。

個人的には車に興味津々でした…(笑)

お金持ちも単に幸せな生活を送っている訳じゃないんだなぁ…という事がシミジミ身に染みる映画です。

ブランド物、お金持ちの家族の物語に興味のある方はとても楽しめる映画になってます。