8月, 2013 のアーカイブ

きっと、うまくいく (2009)

Posted in 映画館 with tags , , on 2013/08/27 by Tak-One

おそらく映画館で初めてのインド映画。シネマカリテで観ました。
なかなか面白かった。

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歌あり踊りあり…だけどギターを弾いている手と音がシンクロしてない…というか弾いてないのバレバレだったりします。でも、そういう細かいことが上手くいってなくても楽しめる映画って作れるんだなぁ。
物語は3人の大学生時代の話し…だけど3人の他にも数人最初から最後まで話しに登場する人物も…。

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ストーリーに力があるし、展開もスピーディー。そしてなにより画面がキレイ。
ピントの合わせ方もシーンに合っているし、画面の色合いも物語の展開に沿ってるし…。画面に無駄な要素が入ってないところ…好きです。
この前観たイタリア映画はアーティストが撮影という印象だったけど、このインド映画はプロのカメラマンと監督が撮影という印象でした。

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俳優と歌とダンスさえあれば面白い映画って作れるんだなぁ。
音楽は楽しくて明るくて、聞いていて気分が上向いてくる感じ。

観終わってプログラム買いました。観てない作品も含めて4作品合同プログラムだったけど…。

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ひとつリクエストをするなら、途中の休憩をインドと同じように入れてくれれば最高!

パシフィック・リム (2013)

Posted in 映画館 with tags , , on 2013/08/23 by Tak-One

新宿ピカデリーで3D版を観ました。
これは面白い!
東映や円谷プロの『怪獣』映画が好きな人や、ロボットアニメが好きな人に勧めたいなぁ。
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映画としては少々長い感じでした。前編・後編に分けて作っても良かったかも…。
人気があったらシリーズ化されそうな設定でした。アメリカの子供向けアニメか、映画で続編か、という感じ。
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出てくるキャラクターがそれぞれ個性的で、チラリと見える個々人のバックグラウンドが良いです。
そういう各キャラクターの個性のぶつかり合いや、思いの違いについて映画では深く触れていません。でも、それぞれ魅力的なキャラクター設定なのでじっくりと描くのも良さそう。
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『怪獣』映画のメイン、戦闘シーンも素晴らしい!
観終わって迷わすパンフレット購入。
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とてもお勧め!
もう一度観に行こうかな…。

ワールドウォーZ (2013)

Posted in 映画館 with tags , , , on 2013/08/23 by Tak-One

新宿ピカデリーで観ました。
う~ん、季節外れのゾンビ映画でした。
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題名から途中からゾンビ化ウィルスを開発した国との交戦が始まるのかな…と勝手に思い込んで観ていました。
でも…違いました。

単なるゾンビ映画でした。でも、予算を使って作り込んでるなぁ…という部分もあったし楽しめたな。

ニーナ ~ ローマの夏休み (2012)

Posted in 映画館 with tags , , , , , , , on 2013/08/22 by Tak-One

シネマカリテで観ました。
全編…どこを切り取っても映像がキレイ。スクリーンで動く画面もキレイ。

ともかく…映像がキレイな映画でした。

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ローマといっても遺跡のある画像を期待すると全く古い建物は出てきません。人気の無くなった現代建築の立ち並ぶ街が舞台です。ディアーヌ・フレーリ演じるニーナは留守のペットの世話を行いながら、秋には中国に旅立つことを考えているのです。

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人気の無い集合住宅(日本で言うマンション)でニーナはでひとりで暮らしはじめます。映画はバイクで移動して部屋に初めて入るところから始まるんだけど、そのバイクのシーン、人気の無い街のシーンを観るだけでも映像のキレイさカメラワークの繊細さにドカンとやられました。

同じ建物に住む11歳の少年はニーナに淡い恋心を抱いているようです。犬の散歩を毎日させてカフェでお茶を飲んでいると男性と知り合って…という感じのゆったりとしてストーリー展開。

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途中…幻想的なシーンも出てくるものの展開スピードはゆったりとしたものです。

でも…映像がキレイだから見蕩れてしまいました。

ストーリーを気にするタイプの方にはお勧めできないです。
映像・音楽が良ければOKという方にはとてもお勧めの映画です。観終わってパンフレットを買いました。

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終戦のエンペラー (2013)

Posted in 映画館 with tags , , , , , on 2013/08/20 by Tak-One

8月に入って直ぐにとしまえんユナイテッドシネマで観ました。
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終戦直後の様子を米軍サイドの視点で描いています。

心が痛むのは開戦前から、つまり戦争状態になる前の段階から欧米人に対して石を投げつけたりする少年が普通であったという状態です。

そして不可解なのは開戦に至る経緯が不透明なこと。誰が決定したのかがはっきりしません。
映画では『熱』と表現されていましたが、『ノリ』や『周りの雰囲気』で犯罪に走ることに類似性を感じました。

重要な事柄は『その場の空気』ではなく、冷静な思考による判断が大切だ…と実感。映画の中の昭和天皇のように…。
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戦争・内乱等の武力を用いた紛争解決方法は、武力行使が終了しても長い間その傷痕が癒えないですね。
現在もエジプトを初め武力行使による争いは絶えません。イマジンの歌詞に出てくるように武力紛争が無くなることを願ってます。

風立ちぬ (2013)

Posted in 映画館 with tags , , , , , on 2013/08/03 by Tak-One

ジブリ初の実在の人物を題材にした映画。
新宿ピカデリーで観てきました。
大人にお薦め…でも…子供には理解出来るかなぁ…。
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零戦の設計をおこなった堀越二郎の伝記物を期待していると肩透かしを喰らうかも…。
彼の愛情について描かれていて、夢と現実の間を行き来して進行していきます。

彼の生きた時代には関東大震災、第2次世界対戦と市民にとっては歓迎出来ない出来事が続きます。
その中でブレること無く自分の愛情を注ぐ対象が変わらないことが素晴らしい。

久石譲の音楽、荒井由美のエンディングテーマ、とても映画に合っていて、しかも印象的。

戦争の影があり、あまり明るい映画ではないけど、前向きに生きていこう!…と、感情を下支えしてくれるような感じです。