2004 のアーカイブ

リディック (2004)

Posted in CATV with tags on 2011/05/30 by Tak-One

ヴィン・ディーゼル…かっこいい!

私にとってはワイルド・スピードでの印象が強いヴィン・ディーゼルが主演のSFです。 今回は初めて最初から観ました。 これで観たのは5回以上なんだけど、どういう訳かテレビでもケーブルでも途中からしか観たことがなかったんです。

2004_リディック_映画ポスター今回はVODだったので最初から観ました。

荒れた惑星の感じは結構いい感じなのに…、街のシーンなどはは30年ぐらい前の予算の少ないSFっぽい雰囲気が漂ってました。 まぁ…SF映画が好きな私にとってはそれもまた楽しい感じで良かったのですけど…。

リディックというのは、ピッチブラックという映画の主人公の名前です。 こちらの映画のほうがスリリングです。

リディックのキャラクターを元に作成されたこのリディックという映画…ちょっと予算に対して欲張りすぎてしまったのでしょうか…という感じ。 面白いんだけど、もうちょっとどこかに絞って話を作ったらもっと楽しい映画になったかもしれないな…という感じがしました。

mi2さて、この映画でセクシーな雰囲気を撒き散らしていて気になった女優さんが実はミッション・インポッシブル2のトム・クルーズの相手役を演じていた女優だということに気がつきました。

ミッション・インポッシブル2で凄腕の泥棒、ナディア・ホールを演じていたタンディ・ニュートンがこのリディックではボディにぴったり張り付くきらきらしたドレスをいつも身にまとっています。 いやぁ…男性にはうれしいというかついつい目線がタンディ・ニュートン演じるデイム・ヴァーコに行ってしまいます。 この役のメークだと顔をみてMI2に出ていたのと同じ女優さんだとは思っていませんでした。

2004_リディック_シーンストーリーは映画用にオリジナルに作られたもののようです。 が…前にも書いたようにちょっと欲張りすぎたかも知れません。 リディックの生い立ちや、これまでの生活なんかも取り入れたかったようですが前半の部分はなくても映画として成立するんじゃないかな…もっとさらりと前半の部分を作っても良いのにな…というのが正直なところです。

退屈するつくりじゃないので観ていて飽きることはないのですが、観終わってなんだか散漫な印象が残ってしまいました。

なんとなくダークな感じはピッチブラックに通じるところがあります。 もっとこの雰囲気を大事にして作るとコアなファンがもっと増えたのでは…という感じですね。

2004_リディック_DVD

原題: The Chronicles of Riddick
邦題: リディック
監督: デヴィッド・トゥーヒー
出演: ヴァン・ディーゼル as リディック
出演: ジョディ・デンチ as エアリオン
出演: コルム・フィオール as ロード・マーシャル
出演: タンディ・ニュートン as デイム・ヴァーコ
出演: カール・アーバン as ヴァーコ
出演: アレクサ・ダヴァロス as キーラ
時間: 118分
制作: 2004/アメリカ

がタイの良い男のアクション物が観たいなら、家族でもカップルでも、もちろんひとりで観ても楽しめます。

(この映画は大画面で観ると楽しそうです)

 

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2046 (2004)

Posted in 映画館 with tags on 2011/03/01 by Tak-One

母が旅先で倒れたので仕事で戻らなければいけない父に代わって母が入院している病院まで行った時、夜には時間があったので近くの映画館で観ました。

2004_2046-6いやぁ…音楽が良かった。 もちろん映像もです。 その両者がぴったりとしていたので観ていてとても心地よい映画に仕上がっていました。

映画を観た翌日早速CDショップに行きました。 が…残念ながらサウンドトラックは見つからなかったです。 

CDは見つからなかったけど、その足でそのまま映画館に行きました。 結局2日連続して観ました。

私の中でのこの映画のイメージは圧倒的に、この薄い緑色をした感じの色と真ん中が赤い…というか朱色っぽいですが…色のネオンサインと男女が抱き合っている…というものの組み合わせかな…。

ストーリーよりもイメージが強烈に残っているので、今回は画像中心で…。 

女性が佇んでいるアンニュイな感じのこちらのポスターは映画の前半の感じのイメージをとても良く表現しているのでこちらもお気に入りです。

2004_2046-1

映画は現在とどこか遠い未来…2046年の世界を行ったり来たりする夢を見ているかのような感じでした。

2004_2046-4

未来的なイメージだとこちらですかね。 シンプルな映画なんですが…結構いろいろな人が出演しています。 出演者がいっぱり出ているポスターだったらこちら…。

2004_2046-5

それかこちらか…。

2004_2046-2

あ…こちらは登場人物というよりも映画のあちこちのシーンからの切り貼りのような感じですね。 でも…これじゃぁ映画の雰囲気は伝わってこないので、この2枚のポスターは好みではないです。

2004_2046-3日本向けのポスターはやはり出演している木村拓哉さんが出ているこちらです。 日本のテレビでは、まるで彼がかなり重要な役割を演じている、つまり主役かそれに次ぐ重要な役割のように宣伝をしていました。

その日本向けのポスターですから当然のことながら木村拓哉さんが大きく取り上げられています。

いやぁ…こんな和風な感じの映画ではないですけどねぇ…。 まぁ…日本向けということで…。

中国でも昔のちょっと雰囲気の良かった時代に対する懐古はあるのだなぁ…と言う印象の映画です。 まだ、テレビが普及していなかったり、通信手段が今のように携帯電話なんて全然無い少し前の懐かしい感じの時代の話しなんだけど…隠微な感じが素敵に描かれています。

もう…溜まらないなぁ…。

なかにはとてもセクシーなシーンもあります。 男女の絡みのシーンも美しいです。 何を隠すこともなく全裸で絡んでいるのに動物的な感じがまるでないのです。

2004_2046-7

こちらの官能的な感じのイメージが私の中では強いです。 最初のポスターの背景違いですね。

背景が赤いとなんだか情熱的な感じがします。 映画の官能的な雰囲気やその時の異性に対する情熱を伝えるのにはこのような感じのイメージの方が良いかもしれないですねぇ。

いやぁ…でも映画の中に出てきた梅林茂さんの音楽…最高です。

東京に戻ってからCDショップに立ち寄ってサウンドトラックを手に入れました。 それでも何軒か立ち寄る必要がありました。 映画はそこそこヒットしていたと思うのに、サウンドトラックを置いているCDショップは思ったよりも少なかったです。

映画もおすすめですけど、CDもお勧めですよ!

あ…コドモ向けではないので家族で観ると…ちょっと気まずいシーンもあります…。 恋人同士や夫婦で観るには良いと思います。

原題: 2046
邦題: 2046
監督: ウォン・カーウァイ
出演: トニー・レオン
出演: コン・リー
出演: フェイ・ウォン
出演: チャン・ツィイー
出演: 木村拓哉
時間: 129分
制作: 2004/香港・中国・フランス・ドイツ/ブエナビスタ・インターナショナル

2004_2046-DVD

2046 amazon携帯用
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(2004年:鹿児島駅近くの映画館で2回観ました)

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50回目のファーストキス (2004)

Posted in テレビ with tags on 2011/02/20 by Tak-One

テレビで放映されていたのを録画視聴しました。 
このラブコメディ…お勧めします。

2004_50回目のファーストキス黒人白人アジア系ヒスパニック系、しかも年齢を問わずバケーションでハワイに訪れる女性であれば誰であれナンパして連絡先も告げないで分かれるということばかりを続けているお気楽な水族館勤務のアダム・サンドラー演じるヘンリー・ロスは、いつか船で旅に出る夢を持っていました。

でも…持っている船はボロ船でとても直ぐに長旅に出ることなどは出来ません。 ある日、船が壊れて近くにあったカフェに入ります。 そこにでドリュー・バリモア演じるルーシーがワッフルを食べていました。 ヘンリーはそのルーシーに人目惚れしてしまいました。

翌日も同じ魅せに朝食を食べに行った時に上手くヘンリーはルーシーと同席することができます。 お互いに気が合い話しが弾みます。 いつもは相手の女性に自分はスパイであるとか言って自分の本当の職業を隠しているヘンリーですが、今回はルーシーに自分の本当の職業を素直に話しました。 魚のにおいが抜けないヘンリーのこともルーシーは気に入ってくれているようです。

そういう2人に、昨日は感じの良かった店の人達は何故か冷たく、特にヘンリーに冷淡な感じです。

追い出されるようにして店を出たときにヘンリーとルーシーは良く朝も同じ店で朝食の約束をします。 お互いにとても嬉しい出来事だったので、どうやらお互いに相手のことが好きになり始めてしまったようです。

ヘンリーは翌朝の約束もあるのでとても期限の良い1日を過ごし、夜にはセクシーな女性に夜を一緒に過ごさないか…と誘われます。 でも、全くそういう気は起きなくてルーシーのことばかりが頭に浮かんできます。

翌朝雨の中再び昨日ルーシーと仲良く楽しい時間を過ごしたカフェへと向かいました。

が…、ルーシーは会ったこともないと言って店の人に訴え、店の人に追い出されてします。 そこで分かったのはルーシーは事故で脳に障害を持っているということでした。 

店の人の説明では事故の後、毎夜寝て翌朝になると前日のことを忘れてしまうので、ルーシーにとっては事故の日から時間が動いていないということです。 実は店の人はルーシーの両親と旧知の仲だったのです。

周りの人は彼女の脳の働きに会わせて毎日同じ日の新聞を用意し同じことを繰り返すことが出来るように優しくルーシーの毎日を見守っているのでした。 彼女を驚かせないように、同じ日の新聞を用意し、同じ日の録画してあるテレビ番組を繰り返し観て、その日にしていたことを毎日毎日再現していたのです。 

こんなに優しくなれるのかな…と思うぐらいの家族の愛に包まれてルーシーは毎日を過ごしていたのです。

σ(^^) はこのあたりで既にウルウルして視界が歪んでいました。

それでもルーシーのことが忘れられないヘンリーはルーシーと毎朝朝食を食べる為にそのカフェに通います。 ルーシーにとってはヘンリーは知らない人ということになるので、毎日ヘンリーはルーシーにアプローチすることになるのです。 何回も失敗をしながら徐々に彼女に気に入ってもらえる方法を考えていきます。

そこはラブコメディで笑えます。 その課程が面白くももの悲しい感じがするのは、似たようなルーチンを繰り返しながらも毎回少し違う反応をドリュー・バリモアが演じるのが上手いからだと思います。

編集も素晴らしいし…、周りを固める俳優陣も良いし…、なにより音楽が泣かせます。 ルーシーが唄いながら壁に絵を描いているシーンでもウルウル…。 今後はビーチ・ボーイズを聞くと泣いてしまいそうです。

あ…、ダン・エクロイドが主治医として出ているのですが…彼も良い味を出しています。 記憶障害のある人達の施設のシーンはなかなかドシンと心に響きました。

アメリカのポスターの方がこの映画でも日本のポスターよりも映画の内容にしっくりとくるように思います。

2004_50回目のファーストキス-us

だって、日本のポスターは青い海がバックだけど、実際には映画では青い海はそれ程出てこないで2人と山や浜辺で繰り返される物語ですから、浜辺と山がバックのこちらのアメリカのポスターの方が好きです。

最近、涙腺が緩くなったのかな…。 観ている間に何回もウルウルしてしまいました。

ヘンリーは毎日同じ事を繰り返すことではなく、失敗しても翌日にはルーシーは忘れてしまうなら…ルーシーの記憶が戻ることがないかと毎日毎日いろいろな事を試してみるのです。 ですからヘンリーにとっては毎日新しい事へのチェレンジです。

泣けて笑えて…とてもお勧めです。 家族でも…、カップルでも…、夫婦でも…、誰が観ても楽しめる作品です。

映画館に観に行かなかったのを後悔しました。

凄いお勧めの映画です。

2004_50回目のファーストキス_DB

50回目のファーストキス amazon携帯用
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原題: 50 FIRST DATES
邦題: 50回目のファーストキス
監督: ピーター・シーガル
出演: アダム・サンドラー
出演: ドリュー・バリモア
制作: 2004/米/ソニー・ピクチャーズ エンタテイメント

(2011年2月19日:テレビ録画をチョコレートを食べながら観ました)

 

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深呼吸の必要 (2004)

Posted in テレビ with tags on 2011/02/17 by Tak-One

今もこんなバイトあるのかな…と思ったら本当にあるようです。

2004_深呼吸の必要沖縄にサトウキビの収穫のバイトに泊まり込みで来た人達の物語です。 こういう現場を転々としている人も居るし、そうして転々としている人を馬鹿にするように見下している人も居るし、何らかの訳があって離島に来た人も居たり…とそれぞれの事情はいろいろです。

バイトも日が経ってくるとサトウキビを刈る腕も上がってくるし、バイトとはいえども仕事の目標を持つようになってきたりするという変化が、共同での泊まり込みをしている小屋での生活と共に描かれています。

若い頃に生きる目的って何だろう…とか、なんで今こんな生活を送っているんだろう…、などと考えて、自分のことを誰も知らない環境に身を投じてみたい…と思ったことがありませんか?

σ(^^)はあります。

そういうモヤモヤとした思いを抱えた若者が集まる離島での生活を通じて解決をしていったり…、モヤモヤしたものはあっても何とか生きていこうと思ったり…、自分と他の人の生きていく方法が違うことを受け入れていったり…、かつて若かった人が観るとほんのりと良い感じだと思います。

若い人もそれなりに、ムカシは若かったという人もそれなりに楽しめる映画です。

原題: 深呼吸の必要
監督: 篠原哲雄
出演: 香里奈
出演: 谷原章介
出演: 長澤まさみ
出演: 成宮寛貴
出演: 金子さやか
時間: 123分
制作: 2004/日/松竹・日本ヘラルド映画

(2011年の正月休みにテレビ放映を録画しておいたのを視聴)

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