ボストンの AMC Loews 19 で観ました。
設定が???な部分はあるけれど、面白い。
何故か2050年代なのに走っている車でボロいのは2013年の今と同じだったり。2050年代にはクラシックカーでパーツ入手や、メンテナンスが大変そうな日産 GT-R に乗っていたり…何て言うのは些細なこと。貧乏人からもお金を巻き上げる事の出来るビジネスを簡単に考えられる、経済的な事を考えるとかなり不自然な設定の世界。
今よりもハイテクな世の中なのに、工場が今よりもローテクに描かれているのは監督は製造や産業に疎いのか確信半なのかどちらなんでしょう。この世は金持ちと貧乏人だけで構成それていて、どちらに属す人も同じ考え方や価値観を持っている…という世界も好みのようです。
映画に出てくる医療危機も夢の最先端のマシンか今よりもローテクかの両極端なのは笑える位です。
設定は穴だらけですが、ストーリーとアクションはかなり楽しめます。
人間とロボット、人間と強化人間の格闘というのは目の付け所が良いですね。観ていて楽しめます。
途中、ストーリーの展開スピードが穏やかになり少々退屈な部分もありましたが、楽しめました。
マット・デイモンとジョディ・フォスターの演技は見事。他の役者との差が大きくて、他の役者さん達の演技が未熟に思えてしまうぐらいでした。
相変わらずジョディ・フォスターは綺麗でセクシー。『良い女』という表現が似合うなぁ。
しかし、出てくるマシン類がカッコいい。骨太で丈夫そうなデザインが素敵でした。
自宅のテレビよりも、映画館の大スクリーンでの鑑賞をお勧めします。