東京西部にある 「イオンモールむさし村山」 内の WARNER MYCAL CINEMAS で観賞しました。
とても面白い!
推理、サスペンス、アクション、陰謀、犯罪…なんていうジャンルが好きならお勧めです。
オープニングから気に入っちゃいました。
ダークでセクシーで暴力的な映像が音楽とマッチしてて素敵です。
もう…この段階からR15指定の雰囲気プンプンしています。
久しぶりにDVDが発売されたら買いたい!…とオープニングのシーンを観ただけで思ってしまいました。
主演はダニエル・クレーグとルーニー・マーラ。
ダニエル・クレーグといえば、2006年の007 カジノ・ロワイヤル、2007年のライラの冒険 黄金の羅針盤、2008年の007 慰めの報酬に出ていました。
ルーニー・マーラは映画では2010年のエルム街の悪夢、ソーシャル・ネットワークに出演。 それ以前にはテレビドラマ中心の活動をしています。 LAW&ORDER:性犯罪特捜班、ER緊急救命室、Friendsなど日本でも人気のあるテレビドラマに出演してたこともありました。 残念ながら私は全くといっていいほど記憶がありません。
ドラゴンタトゥーの女の監督、デビッド・フィンチャーは1992年のエイリアン3、1995年のセブン、1999年のファイトクラブ、2010年のソーシャル・ネットワークも監督しています。
ストーリーは、出版社を経営しつつ記事も書くミカエル・ブルムクヴィストが大富豪の依頼を受けて個人探偵のようなことを行うことから始まります。
ミカエルはミレニアムという雑誌を発行している会社の共同経営者であり記者。 ミレニアム誌の記事を元に起こされた裁判で敗訴し金銭的にも社会的にも追い詰められた状況になっていました。
大富豪でありスウェーデンでの大企業のオーナー家族の家長へンリック・ヴァンゲルは家族の中で昔起こった不可思議な事件を解決したいと思っていました。 操作能力がある民間の秘密を守れる候補者の一人がミカエルだったのです。
ミカエルの信用調査を行った担当者がリスベット・サランデルというボーイッシュな女性でした。 調査能力は抜群。 ただ、自分の気に入った案件しか調査しないという曲者だったのですが、ミカエルは自分の助手にして、共同で捜査を行うことになります。
ミカエルはどちらかというと静的な古典的な調査を得意とし、リスベットは動的な近代的な調査を得意としています。 リスベットの集中力はもの凄く、通常では考えられないスピードで様々な調査を精力的にこなしていきます。
リスベット…魅力的だ。
いやぁ…これは惚れた感じ。
リスベットを見るために、もう1度映画館に足を運びたい!というぐらいです。
この映画を単独の映画としてみるとリスベットとその後見人との関係の描写は無くても全く問題ありません。 でも原作を読んだ人に聞いたところだと、この関係性が2作目、3作目に影響してくるということです。
3部作の1作目、ということなので2部、3部に繋がる描写があるのでしょう。
この後見人弁護士との関係の部分はセクシャルな面でも話題を呼ぶ映像になるということもあって映画配給会社は年齢制限をかけてでもこの部分を取り入れたのだと思います。
リスベットの性格描写を行う上でも効果的でした。
約3時間の映画ですが長さを全く感じさせません。
大人が楽しめる映画になっています。

ドラゴンタトゥーの女…実はリメイクというか映画化2回目なのです。
1回目の映画化は原作者のスティーグ・サーソン氏の祖国であるスウェーデンとデンマーク、ドイツの3カ国の共同製作でした。
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 という題名で日本でも2010年に公開されています。
スウェーデン、デンマーク、ドイツ版の映画化は残念ながらまだ観ていません。
こちらもなかなか良い評価を得ているようなので、機会があったら観てみたいと思っています。
原作も是非読んでみたいと思っているところです。
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この映画…大スクリーンで観る方が楽しめます。
多分…もう1回ぐらいは観に行きそうな感じ…。
封切直後にも関わらず、10人ぐらいの客入りだったので…日本では人気がなさそうです。
興味のある方は早めに映画館まで足を運んでください。