イタリア のアーカイブ

シチリアを征服したクマ王国の物語 (2019)

Posted in 映画館 with tags , , , , , on 2022/02/08 by Tak-One

イタリアの絵本がフランスで映画化された作品です。

ともかくキレイでカワイイ!

クマと人とが共存することもあるというファンタジーです。

最初から毒があり、人間は相手を敵対的だと想定して軍備を固めて進み、クマは相手を友好的だと想定して無防備に進んでいきます。

しかし、その後の展開で人間とクマが一緒に暮らし始めるところまでが前半。

恐らく原作は子供向けだけど単に悪い事は止めましょうとか、誰とでも仲良くしましょう、なんていう単なる綺麗事になっていないところが大人でも楽しめます。

原作も読んでみたいと思いました。

でも、原作をの表紙を見る限り映画のクマの方が好きだなぁ…。

日本やアメリカのアニメーションとは違うデザインがオシャレで色彩の綺麗で、光の陰影表現が巧みな映画でした。

ローマでアモーレ (2013)

Posted in 映画館 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , on 2013/07/06 by Tak-One

新宿ピカデリーで観てきました。
これは面白い!

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幾つかの話が同時進行していきます。でも、それらの話しが交わることなく映画は終わってしまうのです。
それなのに…違和感が無いのも不思議。

最初に出てくるのは…ローマに観光に来てイタリアの男性と恋に落ちる話し。
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この話のメインはアメリカ女性のヘイリーとイタリア男性のミケランジェロでは無いのです。彼女と彼の家族がこの話の中心。
話し的には数ヵ月の間の出来事なんではないでしょうか。

次は、地方から電車でローマまで来たある若い夫婦のローマでの1日。
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夫のアントニオ、妻のミリー、それぞれに思いがけない1日を過ごす話し。
最初はひとつのストーリーが、2つに枝分かれし最後には一つにまとまります。
この話しはなかなかセクシー。
ペネロペ・クルス演じるアンナがなんとも男心をくすぐる…というか掻き立てるんですよ。(笑)
アレッサンドラ・マストロナルディ演じる妻のミリーもなかなか大人の入り口…という色香が漂っていて…私好みです。(笑)

3つ目は恐らく数週間~数ヵ月の恋物語。
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時間と空間が交錯する不思議な物語。まさしく映画でなければ無理…という話しではないかと思います。
小説でも舞台劇でもこの話を再現できない、まさしくこれこそが映画…というストーリー。
フェイスブックで主演をしていたジェシー・アイゼンバーグ演じるジャックとアレックス・ボールドウィン演じるジョンの時間が交錯するのです。
ジャックの世界では数週間~数ヵ月の時が経過し、ジョンの世界では数時間の時間の経過。
この話を観るとウディ・アレンの映画監督としての腕は素晴らしい!…と称賛しないわけにはいきません。

最後の話は、現代テレビでの出来事を痛切に皮肉ったパロディ。
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テレビでの人気者は誰でも良い。なんらかの能力があるから人気がある訳じゃなくて、テレビ局の人達が視聴者の好みとは全く関係なく気紛れに誰かにスポットを当てているに過ぎないんだ…。
このストーリーが映画を観る人に伝えたい要素を多く持ってるのかなぁ…なんて思っちゃいました。

これらの話しが別に交わることなんか全く無いのに平行して流れていきます。
時間経過も全くバラバラですが、観ていて何故か混乱することなく複数のストーリーを追いかけて行くことが出来るように作られています。

素晴らしい!
しかも、どのストーリーも面白い!

腹を抱えて笑ったり、凄いアクションに酔いしれたり、ドロドロの恋愛まみれになったり、信じられない程深い家族愛に満たされたり、なんてことは全く無いのに充実した時間だったと映画を見終わると感じ…そして幸せな気分になるとても不思議な映画です。
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大人のカップルにとてもお薦めの映画です。

迷わずパンフレットを購入して帰りました。

黄金の七人 (1965)

Posted in DVD with tags , , , , , , , , , , , , , , , , on 2011/03/17 by Tak-One

おっ…初めてかな。 この映画イタリアの映画です。

楽しい…。

今だったら絶対に許されないような場所で撮影しています。 こんな場所でカースタントして良いの?と思うようなシーンが連続しるんですよ。 この時代はおおらかだったのですね。

イタリアの遺跡などの風景を楽しむのも良いです。 が…なにしろ、美女とちょっと間抜けな仲間達なんだけど腕利きの泥棒…という設定が鉄壁な感じ。

裸に毛皮だけ…なんていうセクシーな感じも面白いし、予想したとおりのオチがあったりとなんとも楽しいイタリア映画です。 そういうところはルパン三世に通じるところがあるように思います。

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1965_黄金の七人

原題: SETTE UOMINI D’ORO SEVEN GOLDEN MEN
邦題: 黄金の七人
監督: マルコ・ヴィカリオ
出演: フィリップ・ルロワ
出演: ロッサナ・ボデスタ
出演: ガストーネ・モスキン
出演: ガブリエル・ティンティ
出演: ホセ・スアレス
時間: 91分
制作: 1965/イタリア

カーチェイスもコミカル。 なんだかフフっとついつい頬が緩んでしまうようなカーチェイスって撮影するのが実は難しそうですよね。 シリアスなカーチェイスの方がお金さえかければなんとかなりそうです。

楽しく笑って、ちょっとセクシーな気分も楽しみたいときにお勧め!

(数年前にDVDを購入して楽しんでます)

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