アニメーション のアーカイブ

シチリアを征服したクマ王国の物語 (2019)

Posted in 映画館 with tags , , , , , on 2022/02/08 by Tak-One

イタリアの絵本がフランスで映画化された作品です。

ともかくキレイでカワイイ!

クマと人とが共存することもあるというファンタジーです。

最初から毒があり、人間は相手を敵対的だと想定して軍備を固めて進み、クマは相手を友好的だと想定して無防備に進んでいきます。

しかし、その後の展開で人間とクマが一緒に暮らし始めるところまでが前半。

恐らく原作は子供向けだけど単に悪い事は止めましょうとか、誰とでも仲良くしましょう、なんていう単なる綺麗事になっていないところが大人でも楽しめます。

原作も読んでみたいと思いました。

でも、原作をの表紙を見る限り映画のクマの方が好きだなぁ…。

日本やアメリカのアニメーションとは違うデザインがオシャレで色彩の綺麗で、光の陰影表現が巧みな映画でした。

SHORT PEACE (2013)

Posted in 映画館 with tags , , , , , , , , , on 2013/07/22 by Tak-One

新宿ピカデリーで観てきました。

AKIRAの原作者、大友克洋の劇場用短編オムニバス映画です。
ファン必見!

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今回映画化された、武器よさらば…は以前から好きな話なので是非とも映画館で観たいと思ってました。

オープニングは4つの話のいずれとも関係ない幻想的な感じ…気分が盛り上がります。

九十九…が最初の話。
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江戸時代の職人が山を行くうちに強い風雨から逃れるために祠に逃げ込むと…という設定だと勝手に思っていたのはパンフレットを読んでみると合っていたみたいです。ホッ…。
そしてその職人は不思議な世界に迷い混んでしまいます。楽しく綺麗で爽やかな感じが観た後に残る作品です。

2番目は火要鎮。
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これも江戸時代っぽい話。
火も要鎮もふたつの意味で描かれているのが印象的でした。
和風の絵が動くのに目は釘付け。そして、今回のオムニバスの中で唯一の恋愛物語。
キレイ。
江戸の町並みが丁寧に描かれいて、火消しがどんな活躍をしていて、商人達からの扱いも伝わってきます。

3話目は、GAMBO。
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最初は時代背景がはっきりしないのですが、徐々に江戸時代かな…という感じに…。
ファンタジーの世界かな…と思って観ていると、実はSFだった…という顛末。
個人的にはちょっと舌足らず…な印象ですね。もう少し展開を丁寧にしても良かったかも…なんて思ってしまいました。

そして最後が…武器よさらば。
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コミックでも大友克洋の作品の中で好きな話なので期待していました。
いやぁ、コミックの話を発展させてあって見応え抜群。

大友克洋ファンは必見と言っても良いでしょう。

映画を見終わってパンフレットを買いに行くと…なんと1,500円!
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買ってみると…映画の中でも使われていた絵巻物のような、かなり横に長いポスター入り。
価格に納得。

パリ猫ディノの夜 (2010)

Posted in 映画館 with tags , , , , on 2013/07/21 by Tak-One

新宿ピカデリーで観ました。
音楽も映像もお洒落なサスペンス。
ネコ好きは必見!

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アメリカと日本以外の国のアニメーション作品を映画館で観る機会はあまりないですし、予告編を観て興味を惹かれました。
あぁ…フランスの映画だなぁ…といろんな部分で感じたのですが、エンディングの展開で特に感じました。

ネコとイヌの描写が絶妙。
今度…サウンドトラックを探しに行こう…。