アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド (2020)

ロボットが見た目も話し方も人間に近くなったら人間はどんな反応をするのか…というテーマの映画です。

マレン・エルゲットが演じる楔形文字の研究者はロボットと3週間過ごす実験に参加する10人のひとり。

ダン・スティーブンスが演じるロボットは研究者の好みで外見も正確も設定されています。

ロボットは彼女が幸せを最大化させるようにプログラムされています。

ところが彼女は大多数の女性が好むことを必ずしも好きではないので、彼(ロボット)が彼女が喜ぶだろうと行動しても気に入らない事が多いです。

ロボットをあくまで機械としてしかみることが出来ないし幸福感もあまり感じることの出来ないギクシャクした生活をスタートさせます。

この映画はロボットと人間のカップルですが、生活習慣の違いでギクシャクするというのは人間同士のカップルでも良くある事のように思います。

それを乗り越えることが出来るかどうかが人間同士の場合には重要で、乗り越えられないと別れることになってしまいます。

ロボットと人間のカップルの場合でも機械であるロボットと人間の両方が歩み寄ることが出来ないと関係は続いていかないという事がテーマなのでしょう。

これからコンパニオン適菜役割を果たすロボットが多数開発されていくと考えています。

そのような状況でどのように人間はコンパニオン・ロボットと付き合っていくのか現実世界でも生じる事象への問題提起をしている優れた映画だと思います。

将来はこの映画みたいな組合せのカップルも多くなるんだろうなぁ…と思わされる映画でした。

ロボットとの恋愛に興味がある方にお勧めの映画です。

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