ラストナイト・イン・ソーホー (2021)

いやぁ…観る前に思ってたのと全く違った…

イギリスの田舎に住んでいて洋服のデザイナーになりたくてロンドンに出てきた女性が主人公です。

青春物、恋愛モノ、学園モノ、ホラー、スリラー、サスペンス、推理物、超能力モノ…どれにもピッタリ嵌まらない感じの独自の世界を持った映画です。

単にストーリーを進めるだけでなく、オシャレということ、個性的ということについて、ありがちな勘違いや思い込みについてシニカルに描いていることもこの映画が単調になることはない事の要素なのでしょう。

ティーンエージャーの中では有名なブランドのデザイナーがそのブランドに入る前にデザインを行ったモノ…というのが自慢になるのは時代や国には関係ないんだなぁ…なんて思いました。

年月が経ち社会人として暮らす年月が長くなるとブランド物などを保有してるのは個性というのとは違うことが徐々に分かってくるのですが若いうちはねぇ…などとノンビリ観てたら映画が思いがけない展開…でも恋愛についてはベタな想像通りの展開…昔の話と現在の話が上手くシンクロして展開していきます。

映像もキレイであったり、暗かったりと独自の色彩を持っている映画だったように思います。

恐いストーリーがお好みならお勧めです。

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