朝が来る (2020)

殺人も盗難も起こらないけどミステリー感のあるヒューマンドラマでした。

辻村深月の原作、河瀬直美の脚本・監督で、不妊治療の後に養子縁組を通じて新たな家族を得るというところから物語が始まります。

複数の登場人物からの視点で構成される物語は時系列に沿った展開ではありません。

脚本と監督の腕が未熟だと意味不明になるような展開ですが河瀬直美の手にかかると俳優の表情や背景などの映像を通じて不思議とアッサリ理解できます。

それでいて冗長な感じは無いのが好感が持てました。

家族とは何か、恋愛とは何かと言うことをさらりと伝えてくれる心温まる映画でした。

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