ローマでアモーレ (2013)

新宿ピカデリーで観てきました。
これは面白い!

image

幾つかの話が同時進行していきます。でも、それらの話しが交わることなく映画は終わってしまうのです。
それなのに…違和感が無いのも不思議。

最初に出てくるのは…ローマに観光に来てイタリアの男性と恋に落ちる話し。
image
この話のメインはアメリカ女性のヘイリーとイタリア男性のミケランジェロでは無いのです。彼女と彼の家族がこの話の中心。
話し的には数ヵ月の間の出来事なんではないでしょうか。

次は、地方から電車でローマまで来たある若い夫婦のローマでの1日。
image
夫のアントニオ、妻のミリー、それぞれに思いがけない1日を過ごす話し。
最初はひとつのストーリーが、2つに枝分かれし最後には一つにまとまります。
この話しはなかなかセクシー。
ペネロペ・クルス演じるアンナがなんとも男心をくすぐる…というか掻き立てるんですよ。(笑)
アレッサンドラ・マストロナルディ演じる妻のミリーもなかなか大人の入り口…という色香が漂っていて…私好みです。(笑)

3つ目は恐らく数週間~数ヵ月の恋物語。
image
時間と空間が交錯する不思議な物語。まさしく映画でなければ無理…という話しではないかと思います。
小説でも舞台劇でもこの話を再現できない、まさしくこれこそが映画…というストーリー。
フェイスブックで主演をしていたジェシー・アイゼンバーグ演じるジャックとアレックス・ボールドウィン演じるジョンの時間が交錯するのです。
ジャックの世界では数週間~数ヵ月の時が経過し、ジョンの世界では数時間の時間の経過。
この話を観るとウディ・アレンの映画監督としての腕は素晴らしい!…と称賛しないわけにはいきません。

最後の話は、現代テレビでの出来事を痛切に皮肉ったパロディ。
image

テレビでの人気者は誰でも良い。なんらかの能力があるから人気がある訳じゃなくて、テレビ局の人達が視聴者の好みとは全く関係なく気紛れに誰かにスポットを当てているに過ぎないんだ…。
このストーリーが映画を観る人に伝えたい要素を多く持ってるのかなぁ…なんて思っちゃいました。

これらの話しが別に交わることなんか全く無いのに平行して流れていきます。
時間経過も全くバラバラですが、観ていて何故か混乱することなく複数のストーリーを追いかけて行くことが出来るように作られています。

素晴らしい!
しかも、どのストーリーも面白い!

腹を抱えて笑ったり、凄いアクションに酔いしれたり、ドロドロの恋愛まみれになったり、信じられない程深い家族愛に満たされたり、なんてことは全く無いのに充実した時間だったと映画を見終わると感じ…そして幸せな気分になるとても不思議な映画です。
image

大人のカップルにとてもお薦めの映画です。

迷わずパンフレットを購入して帰りました。

コメントは受け付けていません。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。