ラン・ローラ・ラン (1998)

最初はケーブル・テレビで観ました。

面白かったので…DVDも買いました。 スピード感があふれる映画で気に入ったので何回も観ています。

同じシチュエーションで始まる話しなのですが、ちょっとしたタイミングのズレが生じると結果が大きく異なる…という映画です。 どのぐらいのタイミングのズレか…というと、1秒かそれ以下の時間のズレから生じるところを丁寧に描いてあります。

途中、アニメーションや早送りなどの手法が組み合わされているためか似たシーンが何回出てきても飽きることがないです。 シーンの切り替えが早いこともあって映画全体のスピード感が最初から最後まで保たれているのではないでしょうか。

恋はデジャ・ブのように前の記憶が残ったままで同じことを繰り返すという映画ではありません。 もし…あの時のタイミングがこうだったら…ということで、それぞれのショートストーリーは独立したエピソードになっています。

3つのパターンが出てきます。 その3つがそれぞれショート・ムービーとしても成り立つようなしっかりとした展開を持っています。

全体を通して観ると…単純に3つのストーリーが連続しているということではなく…、人生…ホンのちょっとした違いが人生の行く末を大きく帰ることになる…ということが語られていると思います。

最後まで観るともう一度最初から観て、比べて観たくなる映画です。

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1998_ラン・ローラ・ラン

原題: Lola rennt
邦題: ラン・ロータ・ラン
監督: トム・ティクヴァ
出演: ジェラール・ランヴァン as ローラ
出演: ブノワ・ボーヴールド as マニ
出演: モニカ・ブライプトロイ as 盲目の女性
時間: 81分
制作: 1998/ドイツ

気楽に30分時間があれば、それぞれのショートストリーを観ることが出来る映画です。 それぞれのショートストリー単独でも展開が楽しいです。

お酒を飲みながらワイワイ友人達と観るのも楽しいです。

お勧めですよ!

(ついつい何度も観たくなってしまいます)

 

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