初恋 (2006)

公開当時に観に行きたい…と思っていた映画でした。

2006_初恋今回はケーブル・テレビ(CATV)のビデオ・オン・デマンソ(VOD)で観ました。 う~ん、映画館まで行くほどの作品ではなかったかな…。

1970~80年代の映画を観ているような時間の停滞感…つまり、シーンとシーンのつなぎや、シーンの中での動きでゆったりとしたうねりも感じられない場面が多かったのが残念です。 うまくシーンが繋がれていた部分もあったのにどうしたんでしょう。

想像するのは、撮影したシーンを編集する際に上手く切ることが出来なかったのではないでしょうか。 観ていて…、このシーンは最初の方要らないよななんて思うようなシーンが多かったです。

セットも当時のジャズ喫茶的店か飲み屋を再現するなら、あまりにも広々としているし音楽も小さな音でバックグラウンドになっていて…なんだか違う感じです。 映画というよりもテレビ的なセットの作りでした。

宮崎あおいさんの可愛さだけではカバーできない感じでしたね。

それにしても、もうちょっと体格の良い女優さんで作った方がリアルだったのに…やっぱり女優さんで観客を呼ぶことに拘ってしまったのでしょうか…。

あと気になったのは、あまりにストーリーに無関係にいっぱい人が出てきたり…無意味に暴れたり…無意味に女性の裸が出てきたり…これって日本の映画のお約束なのでしょうかなぇ…。 日本の映画を観て思うことが多いのですけどね…。

ケーブルやレンタルで、お茶しながら観るぐらいで丁度良いかも…。

原題: 初恋
監督: 塙幸成
出演: 宮崎あおい as みすず
出演: 小出恵介 as 岸
時間: 114分
制作: 2006/日本

(2011年3月8日:CATVのVODで観ました)

初恋 amazon携帯用
初恋 amazon PC用

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ
人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 映画備忘録

コメントは受け付けていません。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。